イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2021

3.27


日記

いろいろ進んでます

やっぱりいちばん早かったのは、例年通りレストランガーデンのハルニレの株元の。
日当たりいいですからね。

 

ウッドランドはまだまだですが、こちらも一気に来そう。
4、5月も例年より高温との予報なので、サクラはもとよりあれこれ早まるんでしょうね。

 

昨日もあれこれの合間に、バラの長尺株の支柱立て+誘引。
昨日は、何故かいちばん芽出しが進んでいるLauré Davoustやらを片付けました。
いい出来になりましたよ。

 

もう肥料が欲しくてしょうがないの段階、全部一気にと思っていましたが、こんなの見ちゃうと早いものだけ先行しなくては。

 

いつも側に置いているシュロ縄のバケツ。
左が3mmの赤、右が2mmの赤。
700mの大玉から小さな玉巻にして使います。それを使うだけ水に浸けて使う訳です。
鉢物は2mmを主体に使っていますが、これから屋外が始まると3mmだけになります。
山ほど使うので、山ほど小さな玉巻を作らなくてはなりません。
それは飲みながらやる作業としてます。それはそれでハマります。

 

今年は剪定も早まりそうですが、その前にできるだけつるバラを片付けておきたい。
芽出しが早く時間かかりますからね。
イコロも3月中に入ろうかと目論んでいましたが、やっぱり無理。
まあ、粛々と進めます。

 

うん、仔馬(女子だそう)は癒されますね。
もう終盤の北帰行の渡りの鳴き声、時おり見かけるシマエナガ、そんなものにも励まされる。
いつもながら人間だけバタバタですが、何とか自然のスピードに乗り遅れないようにしたいものです。

2021

3.24


日記

「最北のバラ園」

我が家でいちばん先に咲くエランティス(キバナセツブンソウ)、昨日蕾がパカっと開いていました。
雪解けがもう少し早ければもっと早いのでしょうが、隣に建ったマンションの影響で少し遅れたよう。
こんなの見ればイコロのスノードロップですが、どうでしょうね?
今日行くので覗いてみようかと。

 

一昨日行って来た、はばろバラ園の様子。
札幌よりまだまだ雪が残っていました。
この方が少し安心できます。全部顔出したら焦りますから。

 

空席だった管理担当者がほぼ決まる見込み。
本当に安堵しました。

 

黒葉、濃赤のFlのCordula、Kordesものですが25年以上前にカナダから輸入した株です。
もう本家Kordesでも廃盤になっているし、どこも生産はない。
羽幌では非常に合っていたようで、財産と思います。

これだけでもいいとさえ思ってしまいます。全面赤だけ、インパクトあるでしょうね。
その他今では導入できない品種も多々あり。

 

管理によって、場合によっては一年でボロボロになってしまうのがバラ園。
怖いことですがよくあることです。
「最北のバラ園」。はぼろバラ園には何とか頑張って欲しいと願ってます。

2021

3.17


日記

もうすぐ打止め

ここ数日の急な気温の上昇とともに、何だか急に慌ただしくなってきました。
そんな時に歯がむずむずで歯茎が腫れたりで、全くこんな時になんだよな~ですが。

 

一昨日も昨日も合間に講習会の打合せ。
いよいよ始まります。
21日の日曜の豊平公園を皮切りに今月は2回、4月は何と10回。3日に1回喋っていることになる。
去年は全て流れたので、ほぼ例年通りと言えますが、改めてふーっとため息が出てしまいます。他人事のようですが、自分大丈夫なんでしょうかね。

 

レジュメも刷新しようと目論んでいましたが、先ずは写真からと、過去のバラの写真を整理。
こんなのあったか~、こんないいバラあったっけ?等々でドツボにはまってしまいました。
もう少しで終わるので、レジュメは少し修正するだけにしてこちらを楽しんでしまいます。
これからしばらく、こんな時間も取れないでしょうからね。

 

そしてその合間に、少しでも時間あれば読書。合間の合間に。
正月前からの恒例ですが、今年は今現在12、3冊でしょうか。
先日読了した一冊。

 

ヒツジを中心とした生活と、年に何回かのイベントの一睡もせず飲み続けて床を破らんばかりのステップの踊り。
こんな原始的なフォークロア的なものに惹かれます。
現実逃避でしょうかね。

 

今読んでる一冊で取りあえず打止めにします。

2021

3.13


日記

ポッティング日和

昨日は良い天気でしたね。
ハウスの中での作業、あちこち開放しても汗ばむほどでした。

 

一昨日国産のバラ苗が入荷したので、そのポッティング。
北国のご同業はどこも同じでしょうね。
本州ではもう蕾が見えている所もあるでしょうが。

 

品種により凸凹ですが、総じてやはりノイバラ台木は細根が多いので安心はできます。
同じノイバラでも産地により個体差、生育の違いがあり面白いものです。
写真の株はGarden of Roses。

 

SONY DSC

KordesのADRもの。
かつていわみざわ公園バラ園の中央部に植えていましたが、ある年の凍害で衰退してしまいました。
またどこかで挑戦したいものです。

 

昨日の分が終わり、その後たっぷり潅水。
植込み直後だけたっぷり3回潅水します。
突き棒で突き、鉢を床に何度も落として用土を詰めますが、最終的には水がいちばん効果的かと。
根の間に用土が入り込むように、水量を抑えてたっぷり潅水。
2回でもいいだろうが、3回かけるともう目いっぱいで水が引かなくなります。それで安心。

 

帰り際、久しぶりにガーデン見回り。
自分は遭遇しませんでしたが、馬搬、Jimmyさんの動画面白かった。
あんなに早く引っ張るんですね。まるで走るように。

撮影されて張り切っちゃたかな。

 

ローズガーデンの中はウサギもシカも足跡無し。きれいなものでした。
良かった。
そろそろつるバラの剪定、誘引をしようかと思ってしまいました。
そんな陽気の日でした。

2021

3.6


日記

赤の2mm

昨日は高温予報でしたが、思いの外イコロは暖かさは感じられませんでした。
とくに朝方は、いつも通り何回かヒーターで指を温めました。
まだまだですね。

 

在庫のポット植えの剪定+植え替えは昨日で終了。
一区切り、これからいよいよ今年作った支柱を長尺に設置+誘引を始めます。
待ちに待った作業です。

 

帰り際、試しに一株だけやってみました。

 

結束はいつも通りシュロ縄を使います。
麻紐や紙紐なんかでもいいんだろうけど、どうにも自分は使い慣れているシュロ縄です。それも赤。
今時とんと需要がない竹垣などは黒ですが、枝の結束は赤の方が馴染みます。手も黒くならないですしね。

 

わかりにくいですが、丸い玉巻は3mm、右の小束は2mm。
支柱の結束は3mmを使い、枝の結束は2mmを使うことにしました。
あまり変わらないように思えますが、実際はかなり違います。

 

屋外ではやはり3mmでしょうが、ポット植えだと結び目がかなり目立ってしまうので2mmとしました。
弱いですが、かえって食い込まないので好都合かと。

 

昨日戻って何故かペペロンチーノが食べたくて、やっぱりペペロンチーノは細麺だよねと自分、家内はいやいや中太だと。

何故か昨日は細麺が食べたくなったのでした。