イコロの森

工藤敏博の植物日記

2023.10.2日記

30回目


いやはやこのブログ、一ヶ月以上も空いてしまいました。
お久しぶりです。
先日の豊平公園での今季一発目の冬囲いの講習でも、旧知の参加者から「お久しぶりですね、お元気でしたか?」と心配されましたが、そうですよね、病に伏していたかとも思いますよね。

 

あの猛暑以来、あまり無理はせず自重しておりました。
イコロへは芝刈り、草刈り主体の最低限の作業だけにして、合間は自宅の庭に精を出しておりました。
いいチャンス、お陰様で大分進みました。
何せ10m超えの樹木が7、8本あるので、この所暇さえあれば12尺の三脚脚立に上がっていたような(笑)。

 

日の長さもだいぶ短くなりましたね。
今は朝5時ではまだ暗く、やっと5時半頃になって明るくなる感じでしょうか。

 


昨日はイコロの芝刈り日でしたが、少し明るくなるまでむずむずしながら芝刈り機の刃を研いだりしてました。
中央には満月から少し欠けた月が見えます。
29日は満月の「中秋の名月」でしたね。
今度の「中秋の名月」の満月は7年後とのことで、自宅で夜起きてしっかり拝みましたよ。
7年後生きているかは不確定ですからね(笑)。

 


昨日のイコロの芝刈り、今期30回目でした。
昨年は29回でしたが、今年はこれからの気温にもよりますが後3回ほどでしょうか。
夜間の雨で濡れていたので、いろいろ難儀して腰にきましたが、これからは乾きませんよね。

 

一時期やはり夏の猛暑でかなり弱り、例のフェアリーリングにも悩まされましたが、ここに来てだいぶ復活してきました。
正直なもんですね。
先日の施肥も効いてきて色味も出てきました。

 

後半の施肥は化成肥料から発酵鶏糞に切り替えました。
化成肥料は輸入もの、あまりに高価になったこともありますが、火山灰土には効果的かもしれません。
これでいければ、イコロは完全オーガニックと言い切れます。さらに地場もの使用にこだわりたい。
来年に向けては他の有機質肥料も検討したいと思っています。いろいろありますからね。

 

イコロもあと一ヶ月ほどになりました。
昨日もそうですが、日が差せば本当に気持ちがいい。
とくにシーズンチケットご購入いただいた方は、是非最後の景色を楽しんでいただければと思います。
最後の最後の秋枯れの景色もあるので、あと2回かな(笑)。