イコロの森

工藤敏博の植物日記

2017

3.19


日記

いざ出陣

昨日は本当に春めいた日でした。
世の中三連休、親と一緒でスキップするチビたちをあちこちで見ました。
浮かれる気持はわかる、うらやましい。

 

さて昨日から始まりました。
今シーズン初めての講習、怒濤のシーズンに突入したわけです。
今月は27日のマルヤマクラス含めて6本、来月は7本、週一以上のペースになります。
他人事みたいですが、大丈夫でしょうかね。
消費税の申告もこれからなのに…頑張ります。

 

DSC06284

昨日は北広島の花の会。
自宅出る前、車の中の画。
教材のバラ株他、咲いて来たのでせっかくだから持っていってよと、Kimさんに持たされたスプリングエフェメラルもの2箱も積んで、いざ出陣。

 

去年に引き続き、もう何回もお邪魔している北広。
いつも自分でいいのかと思ってしまいますが、昨日も温かく迎えていただきました。
欲しい人は勝手にお金を入れて持って行ってと、釣り銭入りの缶と持ち帰り用の袋も持たされましたが(周到ですねKimさん)、皆さんの応援の気持もありありで、何と完売。
ありがとうございました。
(このやり方いいかも)

 

いつも感じるのですが、北広の客層(って言っていいのかな?受講者の皆さん)って何かいい。
いい感じに力が抜けていて、これまでのブームたるガーデニングとは違う、語っている自分も癒される気分になりました。
ブームが去っての当たり前の姿かもしれませんね。
今年は花の会創立20周年とのことで、会長始め役員の皆さんのお人柄、20年の歴史の為せる業でしょうか。

 

買っていただいた球根類、案の定後半はバラの話に終始して、その管理については何もお伝えしませんでした(汗)
で、この場を借りて少し補足。

 

できるだけ涼しい所に置きますが、花は一瞬で終わります、その潔さもスプリングエフェメラルの特徴です。
庭の中の植え場所を決めます。
雪融けが進んでいますが、真っ先に融けて土が見えた所が狙い目かも、来年は真っ先に花が見られます。
できればまだ葉が出ていない落葉樹の株元なんかがいいでしょうね。
まだ植えられませんが、少し土が乾いたら早めに植え込みたいものです。

 

一度できるだけ深く掘り(30cmは頑張る)、耕します。
水排けが悪ければ、穴の底さらに10cmほどを堀り上げ、耕した時に出た小石などを入れて排水層を作ります。
少し盛り土にしてもいいでしょうね。
土があまりよくないようなら、落葉堆肥(腐葉土)を全体の2割くらい混ぜ込みます。
ややこしいですが、土がほどほどならそのままでも全然構いません。
植え床ができたら、根鉢を崩さないように慎重にそっと植え込み、周りの土をしっかり押さえておきます。
これで完成。
すぐに地上部が消えるので(休眠)、後で何か植えてしまわないように目印付けておいた方がいいかもしれませんね。
後は放っとき、植えっ放しで毎年真っ先に咲いてくれます。
年々少しずつ殖えていくでしょう。

 

なんか花新聞の原稿思い出してしまいました。懐かしい…

 

さて、今日は豊平公園の一回目。
バラの話に終始します。
頑張ります。

2017

3.12


日記

マルヤマクラス

昨日の朝方の札幌は、予報にはなかった本格的な雪で少し焦りましたが、日中は予報通りの晴れ。
イコロも晴れ。

 

宿根草チームもやっと株分け、植え替えが終わったようですね。
一冬中、寒ーいハウスの中での作業、本当にご苦労様でした。
バラチーム(総勢1名ですが)も先日植え替えが終わり一段落、今度は先んじて植え込んでいた自家生産株の剪定をしています。

 

DSC06279

つるの長尺は終了済みなので、主にポリアンサや矮性のシュラブが対象。
先日書いたオランダものと異なり、凸凹あって楽しい。
おそらく世の生産者ならかなり切り詰めて揃えるでしょうが、枝のクセはできるだけ尊重するようにしています。
切り戻すバラにも自然形はあると思っています。
葉が茂った姿を想像するとたまりません、役得ですね。

 

今年は生産株だけでなく、輸入ものもコンテナ向きのものが多い。
先日からお伝えしているように、今年は今月から秋まで毎月一回マルヤマクラスにイコロが出っ張ります。
いろんなワークショップを行う「まる塾」の一環で、テーマは「極上のベランダガーデンを目指して」。
場所がらマンション住まいの方が多いので、ベランダガーデンに絞り込もうと(取り込もうではありませんよ)。
その第一回が自分の「ベランダでバラを美しく咲かせるコツ」。
それもあって今年はコンテナ向きの矮性種が多いのですね。

 

地植えと異なるコンテナ栽培、別世界ですがそれはそれで有利性もあるし、品種選択と少しのコツがわかれば楽しいものです。
昔から円山辺りのマンションで、結構ベランダで熱を入れている方もいます。
昨日も鋏を入れながら、これはいいな、持って行こうと思う株がいっぱいありました。
イコロにも、どこにも出す前に、お奨めの株を持って行きます。

 

今年は月に一回マルヤマクラスにいかがでしょう?それもイコロの日に。
自分は徒歩圏なので、週に何回か買い物に行きますが、食料品始め本屋や100均もあり事足りますし、周りにオサレなカフェやレストランもあるので楽しめると思います。
夏は円山公園散策や動物園との引っかけもいいかもしれませんね。
二回目以降の日程はその都度調整後に決まりますので、随時お知らせします。

今年の予定に、是非入れていただければと。

 

DSC06282

昨日覗いた先日挿した休眠挿しのバット。
あまり覗いたら出るものも出ないので、あまり見ないようにしていますが、今のところ順調。
手強いルゴサも期待しています。
これらは再来年デビュー。
2年前のこんなのが27日のマルヤマクラスでお披露目になるのですね。
楽しみ。

2017

3.7


日記

厚化粧

昨日のイコロも穏やか。
ハウスの天窓上の雪ももう僅か、消えてしまえば思い切り換気できます。
それまで秒読み、もう少しの辛抱、待ち遠しい。

 

DSC06204

先日無事入荷したオランダからのバラ。
見かけ真っ白ですが、蝋引き、どぶ漬け、厚化粧、ヨーロッパの株ではよく見られます。
シーズン通して冷蔵庫に入れておき、真夏でも秋でも季節構わず随時出しては店頭に並べることも多いせいでしょうか。
長期保存にはいちばん有効でしょうね。

 

さすがオランダ、同じ品種はどれもほぼ同じ規格でばらつき無し。
オランダ特有の生産物然とした規格もの、均一性は商品としては重要な要素ではあります。
そういう意味では、日本の苗も今やある意味世界のトップレベルかもしれませんね、出来過ぎの感さえあります。
でも、昔のように凸凹ある中から選ぶのも楽しかった気がします。
いずれにしても接木苗、どうしても別ものと感じてしまう。

 

残りアメリカからの苗、お国柄自根苗も多くて期待しているのですが…
どうなることやら、神のみぞ知る。

2017

3.3


日記

雛祭り

昨日もハウスで鉢バラの植え替えをしていましたが、一度あの「コォー、コォー」の声がかすかに聞こえたような。
ハクチョウの北帰行、そろそろ始まったんでしょうか。
少し早いような気もしますが、どんなジャンルにも気の早い輩はいるもので、自分にとっては仲間意識、親近感を感じます。

 

ここ数日でハウスも雪室から脱しつつありますが、まだ雪で天窓が開かないので扉を開いてできるだけ涼しく。
北海道のこの冬の積雪は史上3番目の少雪だそう。
札幌は平年の86%だそうですが、観測地点で平年を上回ったのは苫小牧だけとのこと、どうりでイコロは多いはずです。
ただでさえ春が遅いイコロですが、今年はもっと遅れるかもしれません。
でも、早ければいいってもんじゃないですよね、早ければ息切れもします。

 

さて今日は3月3日の雛祭り。
先日我が家でも飾りました。

 

DSC06192

DSC06203

いちばんお気に入りの五人囃子の一人。
それぞれ顔が違い、古いお雛様で切れ目顔が多いのですが、その中でもいちばん可愛らしい。

顔がほんの少し上向きで表情も晴れやか。
一年ぶりの再会です。

 

娘も孫娘も忙しくて見に来れず、自分も何かとバタバタなので、家内は今年は無理しなくてもいいんじゃないと言ってましたが、いやいや頑張ろうと二人で飾りました。
なければ買ってまで飾ろうとは決して思わないのですが、一年に一度の出番、あるものを出さないのはどうにも気が引ける。
「かわいそう」「あはれ」、単純にそんな思いになってしまいます。
歳のせいでしょうかね、年々そんなセンチメントな気持が強くなっているような。

 

でも、赤い緋毛氈、緋色は生命力の意味があるそうですが、確かに元気をもらったような気がしました。

2017

2.24


日記

雪室効果

昨日は雨混じりの暖気で、今日はまた吹雪予報。
行ったり来たりの天気で、この時期らしくはあります。

 

昨日も一日中イコロのハウスでバラの植え替え+枝切り。
真冬よりは楽なものの、やはり一日いると老体には寒さがこたえます。
でもやっと先が見えてきて、残すはオールドローズだけ。

 

DSC06161

先んじて植え替え済みの長尺の新芽。
晴れ日も多くなったので、やはり少し動いてきました。
でも例年よりは全然おとなしい。
例年だとこの2月下旬になるとイケイケになるものも多く焦るのですが。

 

屋根の雪ですね。
まだまだ残るハウスの屋根の雪、陽が入らないので室温が上がらない。
雪室みたいですね。
例年に比べての大雪、保つかどうかとヒヤヒヤでしたが、この時期抑えておきたいバラや宿根草にとっては好都合ではあります。

 

体にはキツいが植物には好都合。
もちろん植物優先ですから、体には我慢してもらわなければ。
鼻水すすりながら頑張ります。