イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2019

7.20


日記

ガーデンウォーク

今日からイコナツ、イベントですが、一昨日昨日と札幌で休養しておりました。
腰肩痛、自分で強制安静と判断しました。
あちこちに行けばどうしてもいつも通り動いてしまうし、その時はそれなりに動けるのですが、戻って来てから余計に痛む…その繰り返し。
ここで一旦リセットと。

 

昨日はリハビリを兼ねて、自宅庭の除草を半日ほど。
安静ではないですね。

 

株元に這いつくばっておりましたが、見上げるとScabrosaのヒップ。
基本種ハマナシはせいぜい大きくても3cmほどですが、どれも4cmアップ、さすがですね。
ヒップ利用の生産ものなら迷わずScabrosaでしょうね。

 

今日明日とガーデンウォークをさせていただきます。
「早起き工藤の」と枕詞が付いていますが、8時からでは何かですよね。
自分は6時からでも5時からでもいいのですが、誰がくるのよ?ですよね。

 

でも、庭のこと、植物のことを、見たり考えたりしているのはいつも朝。その後はこと切れるまで動いている毎日ですから、いつも朝に想っていることをお伝えできればいいのかもしれません。
想いは毎年変わります。
ずーっと前から折り重なってきた今の想い。
それをお話しすることになるかと思います。

2019

7.15


日記

豊平公園のオオウバユリ

昨日は豊平公園での講習。
バラの夏越しがテーマ、盛り沢山なので、実習は最後の最後。春に植えたバラの経過を見てもらいました。

 

講習に合わせて、少しずつバラ園のリニュールを図る目論み、今年は中央部にオーソドックスなHT6品種を植えました。40年経過して、初めての株の入れ替えになります。
緑の囲まれ感が濃密なので、ポテンシャルは高い。
完成後の緑に囲まれた花園を想像するとワクワクしてしまいます。
途切れなく少しずつでも確実に進めたいものです。

 

豊平公園、ご存知の方はご存知でしょうが、手を入れられない公園の事情もあり、不可解な場面も多く混沌感は否めません。
でも、手を入れなかったからこそ野放図に枝を伸ばし、育った植物の魅力を感じる場面も多々あります。

 

緑のセンターが移設する前は、ほぼ誰も行かなかった西南側、きたえーる側の樹林のオオウバユリの群落。
いやはや感動しました。
花付き、株のパワーは今年のどことも同じで若干物足りなさは感じるものの、その密度といじられていない感は街なかとは思えない。
幸い転じて福となす、でしょうか。

 

原生林ではないので、もちろん全て自然任せはナンセンスですが、場面によってはいじくり過ぎることもどうなのか?
などなど、いろいろ考えさせられました。

2019

7.12


日記

20年

昨日は羽幌日帰りでした。
やはり腰痛、腕上がらず状態が続いていますが、何とか帰還。
この所、毎日一山越えをしている感じ、いつまで続くやら…

 

オロロンライン、羽幌手前の小平町大椴辺りの白花ハマナシ。
200mほどの間に小群落然にぽつぽつあり。
いかにも自生風ですが、20年ほど前に道路沿いに回避駐車スペースが作られた際に植栽されたものです。
自分、当時の植えられた場面を目撃しています。
植栽当時は誰が見ても修景植栽だったのですが、その後管理されずほぼ放置。株抜けもありで、自生もの然となっています。
うーん…
この辺りはほぼ自生ものを見つけることはできません。全道でもいちばんの激減区かもしれない。
今に白花ハマナシの群落を保護しようなんて誰かが言い出すかも。
うーん。

 

はぼろバラ園、
だいぶ花を切ったものの、まだまだ賑やか。
昨日もチャイニーズの団体が、バラに顔を寄せて自撮りに精を出しておりました。
赤花多いので、彼らには好評でしょうね。

 

中央部に看板が設置されていました。
羽幌町のマスコット「オロ坊」。甘エビをかぶるオロロン鳥。
関係者の手作りとのこと。
下の看板は開花に応じて変えているとのこと。
きっと工藤は反対するだろうと、担当者は恐る恐る「いかがでしょう?」と。
「いいんじゃない」と冷たく自分。
そこそこでの考え、趣味あるので、そこまで突っ込みません。
いいんじゃない!

 

昨日のピカイチ、Persian Princess。
アメリカMoore、1970年作出のミニチュア。
樹高70cmほどに育ち、異彩を放っていました。
サイト上の数少ない他の写真とはかなり差異あるが、どうなんでしょう?
20年以上前にカナダから導入した株ですが、叩かれ叩かれやっと本領発揮でしょうか。

赤黒軸は特徴的で、そのステムと葉色と花色の組み合わせが絶妙。
チャイニーズは誰も見向きもしてませんでしたが。

 

帰りにいつも見て癒される、浮き球アートのお宅。

 

ますますエスカレートしておりました。
毎年ピカピカ、毎年増えています。
自分が通い始めた頃は数個だったんですけどね。
これもほぼ20年、ご苦労様です。

2019

7.8


日記

スズメの砂浴び

昨日は暑かったですね。
札幌も夏日が続いています。
街なか三越辺りは四番街まつり、近くの裏参道も年に1回の裏参道まつりで、どちらもホコ天で賑わっておりました。まつり、まつり、ですね。
自分はそんな喧騒の気配を感じながら、久しぶりに自宅の庭で芝刈りやら除草やら。

 

バラの植床、わかりにくいですが、あちこちにスズメの砂浴びの穴が。
除草した後、天気が良ければすかさずやって来ます。
土ぼこりが立つほどくるくる回っていますが、近づくとすぐに飛び去るので望遠なければ現場は撮れない。

 

自分の関るバラの植床は全てマルチングをしてますが、していないのは自宅だけ。
本当は除草手間も省けるのでやりたいんですけどね。
気持良さそうに砂浴びするのを見ちゃうと、彼らにとっては街なかの貴重なお風呂、ついついそのままにしています。
どうしたもんだか…

 

色気がないのでバラの写真1枚。

 

Charles de Mills@いわみざわ公園。
今年は行く度にオールドロースを楽しませてもらいました。

 

今年は咲いてから高温日がなかったので、どこもすこぶる花保ちが良かった。
でも一昨日からの夏日で、一気に終わったものが多いでしょうね。
今日はいわみざわ公園、生育調査の予定でしたが花切り三昧かな?
バンバン切りますよ。

2019

7.4


日記

最北のハマナシ

一昨日昨日とハマナシ花見第二弾、霧中の稚内の海岸線をあちこち回っておりました。
今年はダイヤ形の北海道の上と下の端っこ狙い、どこも霧の中。

 

稚内方面は意外にもあまり個体数が多くはありません。
稚内市内からノシャップ岬辺りは開発賑やかで皆無。植栽ものは多いんですけどね。
今回の狙いは稚内空港の真北の海岸線、かつて表記があったメグマ原生花園(今はない)。

 

ほぼ手付かず、以前同様の群落が残っていて安堵。
エゾスカシユリとの競演は見ていて飽きません。

 

ここのハマナシは花が大きい。9cmほど、小清水並みかもしれません。
薄ピンク花も確認できました。

 

それに対して、エゾスカシユリの花は小ぶり。
不思議ですね。
でも締まりの良さは魅力的でした。

 

最北のハマナシは何処か?
緯度的には宗谷岬でしょうが、突端部の便所裏などにはあるものの明らかに植栽もの。
残り株の単独株はあるものの、ある程度の群落を形成していなければ不合格。自分の基準です。

 

今回新たな発見は、宗谷岬のオホーツク側、泊内(とまりない)川が海に流れる泊内橋の海側の小群落。
自分的には最北のハマナシです。

 

でも、危ういですね。

本格的な群落ものはメグマになるかもしれません。

 

その泊内川の上流への景色。
たまりません。
高木育たず一面緑の起伏、スコットランド以上とも思ってしまいます。

 

今回見つけた宗谷岬近くのお宅。
見事な丸太塀とよく手を入れた下見板の建物。
少し見える建物の前側もそうですが、丸太塀の内側も、ギボウシや低木は全てネット囲いが施されています。鹿避けですね。
周りの景色と調和して、きっちり管理された場面はすばらしい。
お留守でしたが、秋にまた訪ねて是非お話ししたいものです。

 

道中、サロベツ海岸線稚咲内辺りの延々と続く大群落とはぼろバラ園の花見。場所がら欠かせません。

 

はぼろバラ園、満開でお腹いっぱい。
来週また講習で行きます。よろしく。

 

でもいちばん見たかったのは、ここだけのRed Fru Dagmar Hastrup。
一昨日昨日、頭の中はハイブリッドよりハマナシでした。