イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2020

5.13


日記

自粛

ビシッと決まっていますね。
直線はこうでなくっちゃ。

 

サクラ咲き、スイセンなども咲き、昨日も穏やかな春の日和のイコロ。
いつまで誰もいないイコロが続くのか…

 

16日以降は石狩管内以外は自粛を緩和するようですが、イコロはどうしたものか…
イコロは胆振管内なので石狩管内以外ではありますが…

 

ほぼ屋外施設、危険はないんじゃない?との声もお聞きしています。
正直そうとは思います。
でも自分が札幌から通っていて言うのも何ですが、オープンすれば確実に札幌圏の人を引っ張ることになる。
イコロではできるだけ人と接触しないように単独で動いていますが、少し後ろめたさを感じるし、危険性も感じる。

 

拙速には判断はできません。もう少し見極めが必要かと。

もう少しお待ちください。
「晴れて明日からオープンします!」と早く言いたいものですが。

 

静かなイコロ。
植物たちも少し寂しげに見えます。

2020

5.6


日記

鯉のぼり

昨日はこどもの日。恒例なのでしょうか、羊蹄山をバックに真狩川をまたいでたなびいておりました。
行きすがら見た定山渓温泉も然り。
風が強く、鯉のぼりが泳ぐには絶好の日でしたが、子供も外出自粛で今年はあまり見てもらえないんでしょうね。
それを思うと何だか寂しげに見えてしまいました。

 

真狩、のデイハウス香風庵の「空の庭」。
昨日はバラの剪定#2。

 

すっきりしました。
前回は助っ人に旭川からAnnaさんを頼みばんばんやりましたが、余してしまい昨日で完了!
どれも背丈ほどに育っているので力業でした。
植栽以来初めての大がかりな枝抜きだったかもしれません。
是非今年は花の季節に訪れたいものです。楽しみ。

 

危険地帯札幌からまだ感染者のいない真狩村への出向、気を使います。
なるべく接触を避け、一人作業としました。
超高齢化地域ですから、もし感染者が出たらひとたまりもないでしょうからね。
何事もないことを祈ります。

 

前回の黄色の続き。
昨日行き帰りに通った230号線沿い、石山辺りの法面のレンギョウ。
よく見られる方も多いと思いますが、ここは外せませんね。
この使いがいちばん好きかも。
夏の緑の固まりもなかなかいい。

2020

5.4


日記

黄色

昨日は少し薄曇りでしたが、全く風無く、今年初めてぬくっとした日でした。
札幌、どこもサクラ満開、ウメも満開、平時なら花見の人でどっと賑わう日だったんでしょうね。

 

日中の札幌市内と、夕方イコロからの帰りの札幌市内、どちらも外を歩いている人は本当に少なかった。
余計満開のサクラだけが目立ち、不思議な感じを覚えました。
「札幌から出るな、札幌へ行くな」、それほど今は日本の中でも札幌市は要注意区域になっています。
正しくこれがロックダウン状態なんだろうなと感じてしまいました。

 

そんなことを感じながらの昨日のイコロからの帰り道、日本人の文化では春のイメージはやっぱりサクラのピンクのイメージなんでしょうが、自分は黄色かな〜と思いました。
高速下りてすぐにレンギョウが目に入ったせいでしょうか。
今が旬ですよね。
そこで、昨日は家に着くまでレンギョウのお花見スポットを見てみようかと。

 

前にも書いたかもしれないが、何と言ってもこの北区のお宅。レンギョウだけの庭。
暴れ具合が何ともワイルド。良い悪いは別にしてこんなの好きです。

 

家の近く、龍谷高校隣りのお寺の横。北2条通り、歩道と車道の間の垣根。
ここにはいくつかの樹種での垣根が作られたが、何とか保っているのはレンギョウだけ。
抜群の強健性ということですね。

 

最後は自宅。
昔は単独ものだったのですが、数年前からイボタの垣根と一体化させてます。
モミジもイチイも一体化、そろそろ道路から中が見えなくなりつつあります。それ狙い。

 

黄色のおまけ。

 


昨日ローズガーデンでつるバラいじっていましたが、その横で満開のヒュウガミズキとミズキの黄色のステム。いい感じでした。

 

そろそろアブやハチが飛び交っています。
黄色を見てうずうずなんでしょうね。
でも、昆虫たちには黄色や白い花は淡い青色に見えると言われますよね。
青色見てうずうずでしょうか。

 

 

2020

4.30


日記

筋肉痛

この所、筋肉痛であちこちビリビリです。
春の剪定のこの時期と、冬囲いの時期は一年で最も体を酷使するのですが、今年は特別かもしれません。

 

昨日は大通公園4日目。
いちばん先に切ったBetty Boopは、もうかなり葉が展開しています。やはり早い。

 

どこもそうですが、この状況でボランティア活動が自粛され、所によっては作業体制も縮小されているので、その分否応無しに自らばんばんとの状況になっています。
これだけ切るのは数年ぶりかもしれません。
切るのは楽しいのだが、体がキツくなっています。

 

昨日切ったMärchenland。
株元は拳大になってきて、太枝もしっかり確保され、Fl理想の腰高の株になってきました。

 

去年の写真ですが、ウェーブのかかった明るいサーモンピンクの花はまさしく「おとぎの国」。濃緑の葉と赤みを帯びるステムもいい。フルーティーな香りもお腹いっぱいになる品種です。
ドイツのTantauの品種ですが、何故か現地ではそれほど評価されいないようで、今ではほとんど生産されていません。もちろん日本国内には無い。
北海道では素晴らしいんですけどね。ADRものより上だと思います。

そんな品種たまにあります。

 

大通公園、今年は最高の花を見せてくれると思います。
これも担当者の頑張り、そして何より10年に渡るボランティアの方々の地道なご協力の賜物と思います。

 

花の季節、花切りを自分でばんばんとはならないことを祈るばかりです。
是非皆さんと楽しみたいものです。

2020

4.26


日記

花切り

昨日打合せに行った某所でのスプリング エフェメラル。
カタクリ6:エゾエンゴサク4程度の割合でしょうか。今年はほぼ誰にも見られないで終わるんでしょうね。
こんな場面も公表しちゃうと人を引っ張るので、今は自粛でしょうか。

 

人が集まるのを避けるため、沖縄の県立公園ではユリの花を、埼玉の公園ではバラの花を刈り取ったとの報道がありました。
いろんな意見はあるだろうが、何とも切ない話です。
もっとも、咲かせないことでユリの球根の肥大には役立つし、バラも次の花のためにはプラスになりますが…
でもね…

 

北海道はどちらも夏の花。
こんな事態になっていないことを願うばかりです。