イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2018

2.15


日記

バラのタネまき

昨日は札幌の自宅で、趣味の園芸、バラの播種1回目をしました。
昔から「種まきは満月、収穫は新月」と言われていますよね。
今年は明日が新月のようなので真逆な行為ではありますが、次の満月3月2日までは待っていられないので実行。
まあこれは、月の引力の影響からのことなので神頼み的なことではありますが、それでご利益があればそれに越したことはない。
「新月伐採」なんかは確かに効果があると言われていますからね。

 

冷蔵庫で低温貯蔵していたタネを播きましたが、まだまだあります。
全部播けば、この数倍はある。
どうしたものか。

 

ポットの底に水苔を詰めたり、播種用土を混ぜたり、この辺の作業はきっと孫は大好きと思います。
いつもお爺ちゃんの仕事は何か面白そうと思っています。
土やら植物をいじっているのは遊んでいるように見えるんでしょうね。
確かに楽しくはあります。

 

今度の2回目の播種は満月前に孫とやろうかな。
孫に来てもらうにはいい口実、楽しいだろうな。

2018

2.11


日記

休眠挿し

少しお久しぶりでした。
昨日のイコロも久しぶり。
ハウスの中でバラの休眠挿しをしていました。

 

冷蔵庫の中で保存していた挿し穂を、切り口を切り出しでくさび形に二刀切り、魔法の水に浸けてから挿し木、電熱マットの上にバットを並べて(黒いコードはそのセンサー)、新聞紙を上にかけ完了。いつもの手順です。
以前は3月にやってましたが、冷蔵庫の中でも芽が膨らんでくるので去年から2月にしています。
その後の置き場所は低温のハウスの中。今ならまだ頭寒足熱を保てます。

 

挿し木もそうだが、趣味の実生もそろそろやりたい。
タネは自宅の冷蔵庫で貯蔵してますが、デスクワークの合間にやろうかと。

こんなことって、数年先のことを見据えてのことですが、毎年やって続いていく(結果は山あり谷ありですが)。
先が見えなくなるととても続かない。

 

このところ他の体制のことで毎日悶々としていました。
先が見えたり、見えなくなったり、まだまだ続いています。
そんな人間にかまわず植物は生きていくわけで、それはそれでどちらも自然の流れに任せればいいのかもしれませんが、人間の都合を植物に被らせるわけにはいかない。
いろんな修正をかけながら、もがきながらも、人も替わりながらも、それが継続していく。
公園時代から植物の場面の継続性、大げさに言うなら永続性、そこに身を置き、それに関ること、それがこの仕事のいちばんの醍醐味と感じていました。
だから今、自分はイコロにいるわけです。

 

もう少し悶々としそう。
シーズンを控え、早くすっきり決着したいものです。

2018

2.2


日記

ヤナギの採取

昨日は、先日少し積もって以来のイコロでした。
ハウスの中は、屋根に積もった雪で日中の日差しが遮られ、室温もそれほど上がらず、いいんだか悪いんだか微妙。
でも、積もったと言っても積雪深30cm程度だから、何処其処から見ればなんてことないですよね。
寒いですけどね。

 

合間にホワイトガーデンへ、ウィローウォーターを仕込むためにヤナギの枝取りに。
ウイスキーの水割り用ではありませんよ、バラの休眠挿し用、発根促進のためのサリシン効果を期待してのことです。
魔法の水です。

 

30cm程度と言っても、少し前までのブーツでは当然歩くことはできず、久しぶりにスノーシュー。
足跡があったので少しは楽でしたが、慣れない歩行、息が上がりました。
やっぱり定番通りストックは必携ですね。

 

風もなく穏やか。
積雪後一頭だけシカの足跡あり。
植物は皆んな雪の中でじーっとこの寒さを耐えてる。
でも、もうすぐ春が来るのを知ってるよって感がひしひしと伝わってくるようでした。
天気のせいか明らかに少し前とは違う気配、2月ですからね。

2018

1.31


日記

読書は続く

一月も今日が月末、1/12が過ぎ去ったわけですが、いつもながらこの1/12は早く感じます。
次の2/12はもっと早いのでしょうね。
2月が過ぎれば次は3月、いよいよ怒濤の日々に入るわけです。

 

ウチのスタッフも、山ほどの苗の植え替えやデスクワークを同時進行でこなしていますが、一つずつつぶしていくしかありませんね。
いつもながら体力勝負、気力勝負、自分も老体に鞭を打って絞り出さなければと思っていますが、年明けから周りの知人の訃報も続き、気持も山あり谷ありになっております。

 

そんな中、前にも書きましたが、この正月は年末からずーっと読書、読書で至福の時を過ごさせていただきました。
宮本常一漬けで結局6冊。植物関連以外は年末年始だけと思っておりましたが、その後も何故か南方熊楠ものを連読、まあ粘菌、生物学者でもあるので植物がらみではありますね。めちゃくちゃ面白かった。

 

その後、一昨日読み終わったのがデイビッド・モンゴメリー教授の「土の文明史」。
翻訳本なので訳者の言い回しに最初は少し戸惑いましたが、慣れるにつれどんどん引き込まれました。
この手のものは書き手の解釈が結論を左右するので、いつも懐疑的に読むことにしていて、あえて対論的なものも読むようにしていますが、これは科学的な事象からの考察でかなり説得力ありました。
世界の古代文明から現代までの土の歴史ですが、中には出て来ませんが改めて日本の土壌って奇跡的だと感じます。
土に関る身としては、この辺を理解しておくことは重要と思います。

 

その後は「土壌微生物のきほん」、誠文堂新光社のきほんシリーズ。
前にさらっと読んだものですが、改めて読み直しています。
「土の文明史」を読んだ後なのでリアルに理解できる。
きほんですがやや難解、これからも何回も引っ張り出すことになるんだろうなと思います。

 

次は同じモンゴメリー教授の「土の文明史」の続編的な「土と内蔵」かな。
本なんて読む暇あるかよの状況ですが、本があってひとつわかって、そして進むんですね。

2018

1.26


日記

もうすぐ雪まつり

昨日は、一時は札幌の街なかもホワイトアウトでした。
合間に大通公園の7丁目の管理事務所に打合せに行って来ましたが、雪まつりに向けてどこも重機がフル稼働。
1丁目から12丁目まで、考えてみればこれほどの大規模な建築現場もないでしょね。
しかも大いなる仮設現場、あの大量の足場がどこから来たのかと思ってしまいます。

 

帰りにバラ園があるので12丁目をのぞいてきました。

 

端っこの12丁目は市民雪像のエリア、バラ園を囲むように雪像の基になる四角い固まりの設置が進んでいます。
2m角くらいの上下が空いているコンテナ枠を大型ユンボで下し、その中に雪をユンボでがんがん詰め込み、最後に型枠を吊り上げて完成。
ユンボが大きく揺れながらの作業でしたが、何とも豪快、荒っぽい。
運転手の気晴らしにはなるでしょうね。

 

昨年は後始末の雪でバラもだいぶ被害(枝折れ、株倒れ)が起きましたが、今年は厳重注意するとのことで、何とか期待したいものです。

 

見ていると、結構観光客が写真を撮りながら歩いています。
しかも重機がんがんのすぐ横で。
普通の工事現場では考えられませんよね。
雪まつり、アンタッチャブルですね。