イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2016

4.13


日記

This is 剪定

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いわみざわ公園、色彩館のお馴染みのポールズ ヒマラヤン ムスク ランブラー(Paul’s Himalayan Musk Rambler)。
気の早い花が少し咲き始めましたが、満開になったらどうなるのかと思うほど蕾がびっしり。
どんな世界にも気の早いヤツはいるものです。

 

今年は剪定がうまくいって、どれも無駄な枝がない。
ポールズ、これはきっと自分が切った株だな~
勝手にそう思っておくことにします。
満足万蔵。
あと10日後くらいでしょうかね。
GW前が最盛期かもしれません。
冥土の土産にぜひお越しください。

 

昨日からメインのブュシュローズの剪定が始まりました。
つるバラは枝が結構枯れていて少し落ち込みましたが、ブッシュは総じて今まででいちばん枝が助かった感があります。
それぞれ、だいぶらしくなりつつあります。
株が充実してきたからでしょうね。
いつも言ってますが、凍害枝の除去は剪定ではない、楽しくないもの。
昨日の剪定は楽しかった。
これが剪定です。

2016

4.10


日記

足踏み

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はぼろバラ園、道央圏では一週間ほど前の景色かもしれませんね。
まだまだしっかり冬囲いがされていました。
春めいて毎日追われている身には、何だか少し救われた気持になりました。

 

昨日は留萌地方は暴風警報が出され、秩父別から留萌までの高速は横殴りの雪。
冬タイヤのままで正解でした。
札幌でも明日は雪予報なので、春も少し足踏みかもしれません。
まだまだ峠超えは油断ができません。

 

昨日はバラ園ボランティアの今期一回目の講習。
今のところ10名ちょっとの登録とのことですが、人口比からすればかなり高い数字と思います。
樹形作りや、品種の変更、景色づくり等々、どっぷり入り込むわけにもいかず、じくじたる思いですが、何とかボランティアの皆さんを中心に少しずつレベルアップできればと願います。

 

バラ園、どこもそうですが、お金も人手もかかる。
それを無駄にしないためにも、しっかり意味合い、方向性を見据えて投入すべきと思います。
ただただいっぱいバラが咲いている=感動ではないのですから。
そういう意味では、はぼろバラ園含めあちこちのバラ園、少し足踏み状態かもしれません。
じっくり議論して前に進めたいものです。

2016

4.6


日記

コーヒスタンド

昨日はいわみざわ公園でつるバラ剪定。
恒例の一喜一憂、残ってるものは残ってるし、イッテるものはイッテる。
どうしてか?いろいろ考えながら一株ずつ終えます。
これからあちこちでこのパターンが続きます。

 

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そろそろ今期のイコロのDMが皆様に届いた頃でしょうか。
コーヒスタンドニューオープンとのお知らせ、見ていただけたでしょうか?
日本語ではなんですけど、「イコロの森 コーヒースタンド」、シンプルで気に入ってます。
自分でノッタのかノセられたのかわからなくなりましたが、とにかくカフェが始まります。

 

写真がカフェスペースです。
皆さまお馴染みの場所ですね。
ここ好きです。
余計な景色がなく、風を感じて無心でいられる。
それを生かさない手はないと、カフェなのですね。

 

あとオープンまでジャスト2週間、無事オープンできるんでしょうか?
あっすみません、プレッシャーかけちゃいましたね。
夢は膨らみますが、まあ最初はボチボチスタートしましょう。
いろいろやらなければならないこと、本当にいろいろありますからね。
乞うご期待!

2016

4.2


日記

新年度

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昨日から新年度、あちこち新しい門出が始動したことでしょうね。
いわみざわ公園も然り、バラ園担当の新たなスタッフも加わり昨日から本格的に始まりました。
先日の駐車場のツクシイバラに続き、整形式花壇のつるバラの剪定、誘引から開始。

 

ツクシイバラもそうでしたが、ネットを外すと結構枝が枯れています。
昨年はかなり保ってくれましたが、思いの外イッています。
うーん、大分株ができてきたのでそろそろ誘引したままでもと思いましたが、やはりまだ下ろさなければならなかったのでしょうかね?
でも、冬の冷え込みはさほどではなかったですよね。
こんな気温でイクほどヤワなものは植えていないのに…

 

考えられるのは、根雪前の暖気でしょうか。
雨が続き、季節外れの暖気が続きましたから。
わかりませんね、神のみぞ知る、でしょうか。

 

まあ、行きつ戻りつ、北国のつるバラの宿命かもしれません。
せっかくできた株が一冬で全滅なんて、よくある話です。
その品種に固執すべきか、新たな可能性に切り替えるか、その辺の見極めが重要です。
昨日も越冬状況をA〜Dにランク付けしましたが、改めてじっくり評価したいと思います。

 

下げたり上げたり、越冬後に一喜一憂したり、40年ほど毎年同じことの繰り返しです。