イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2017

11.14


日記

初冬の絶品

だーれもいない朝のイコロ。
閉園だから当たり前ですが、これからいつもそうなんですよね。
それはそれで絶品でもあります、ごめんなさい。

 

昨日はKimさんの現場、ニドムで囲い。
その前にイコロのガーデンを一回り。
タッチしただけという感じ、最近このパターンが多くなってます。
時節がら、まだまだ落ち着けない、入り込めない。

 

オータムガーデンの奥の樹林で、しばし逃げないエゾリスとじーっと睨み合ってました。
楽しかった、人なつこいですよね。
冬眠しないエゾリス、まだエサの木の実を集めてあちこちに埋めているのでしょうか?場所忘れないでね~
いつも写真撮ろうとするとすぐに消え去る、そんなもんですね。

 

Snow Balletの黒葉。
霜に何回か当たるとこうなります。間もなく葉を落とします。

他の品種もあるもののSnow Balletがいちばん黒くなる。これが見せ場かも。
毎年見ますが、とくに朝方の葉縁に霜が付いている様はこの世のものとは思えない。ゾクゾクします。
本来は最後の最後まで見るべきなんだとは思います。
あちこちで葉毟りやら結束やらで尻を叩いておきながら、です。
イコロだからなんでしょうね。

 

今日も囲いです。
そろそろ終盤、尻叩きますよ。

2017

11.8


日記

いわみざわ公園版、冬囲いの工程

相変わらず連日各所での冬囲いが続いています。
昨日はいわみざわ公園。
事前に切り戻し、葉毟り+(内緒の消毒)した株の結束が終了。その後株周りのマルチングを集めてできるだけ高く盛り土しました。
佳境です。

 

本来はこの結束がいちばんの力業なのですが、今年は凍害の影響で株が小さくなり、さらに確実に枝を残すため切り戻し(40cm)をかけたので、物足りない。
マウスピース使うまではなかったくらい。

 

北ドイツなどではこの状態で越冬させますが、積雪寒冷地ではこの後まだいくつかの工程が続きます。
この後、支柱を立て結束→地面から枝先まで防風ネット巻き(チップがこぼれないように)→さらに上から枝先までチップを充填(約5ℓ)→天端と下部だけ空かしてPP袋巻き、でしたよね?
いろいろ考察してこの方法でいくことにしました。

 

もちろんメインのブッシュローズ限定です。雪が早くて多い場合でも蒸れない、少なくて寒い場合でも凍害を回避する。どんな冬になっても枝を助ける、それが合言葉です。
作業規模(人員)と、後始末(充填したチップの現場処理)も考慮。やたら人員や資材を投入する訳にいきませんからね。

 

さらに、最後にマルチングを集めた後の株周り表土に堆肥を混入。翌張りですが、この機会に入れてしまうのがいちばん効率的、と判断しました。

 

明日は支柱の結束、最後の力業になります。数ありますからね。
頑張りませう!

2017

11.5


日記

楽しむ庭

昨日は、Jimmyさん担当の現場、藻岩山の高台にあるA邸の冬囲い。
宿根草や花木類の他、パーゴラつるバラ含めバラが50株ほどあるので自分も参加。
総勢4名、久しぶりのフルメンバー、半日程度で無事終了。
最近どこでも冬囲い状態の工藤ですが、いいチームワーク、やっぱりこのチームは動きやすい。

 

そこの奥様が楽しんでおられるバラのドライフラワー。
こんな器が大小いくつかあり、自宅ばかりか以前の職場にも持ち込んで楽しまれているとのこと。
生花を水盤に浮かべて楽しんだ後のドライ、秋遅くまでバラってこんなに何回も楽しめるんだ~と喜んでおられました。
無農薬、秋までほとんど虫も病気もつかない、大輪は少ないのだけれど、安全パイの選択で正解でした。
開花時はお客さんを呼んでお披露目、皆さんに驚かれるとのこと。
庭を楽しんでいらっしゃるのを改めてお聞きして、自分も嬉しくなりました。

 

こちら、時々通る帰り道沿いのお宅、エゴノキ(緑葉)とマユミ(赤葉)の生垣。
園芸好きな老夫婦、コンパクトだが幅50cmくらいにしっかり刈り込んで、毎年秋まで緑のいい壁を作っています。
それが、今年に入って何と真ん中2箇所にハート形のくり抜きが。
少し鬱陶しくなったんでしょうかね、まだ今一しっかり形状が判然としませんが、イチイなんかの小葉ものの刈り込みと違いしっかりライン出すの難しいかもしれませんが、あのご夫婦のこと、きっと徐々にキメてくると思います。
こういうお茶目なの、好きだな~。

 

楽しむ庭、仕事がら、それは羨ましくもあるなぁ、と思った次第。

2017

11.1


日記

最終日

昨日はイコロの今シーズン最終日。
ぽつんと東の空にお月様、少し薄暗くなった閉園30分前に到着。
慌ただしい毎日、今シーズンを象徴しているようで思わず苦笑してしまいました。

 

今年も多くの方々にご来園いただき、ありがとうございました。

感謝、感謝です。

 

夜は千歳の居酒屋でスタッフの皆んなと打ち上げ、無事最終日を迎えられたのも皆さんのおかげ。
皆んな本当に誠心誠意やってくれて、人が財産、改めてそう思います。
ありがとうございました。グッジョブ!
旨い酒が飲めました。

 

さてさてこれからが本番、宿根草の堀上やら、刈り取りやら、落葉集めやら、やらやらやら。
イコロの中は全てこれから。
あちこちの冬囲いもこれからが本番。
やるっきゃない!ですね。
頑張ります!

2017

10.31


日記

そろそろ本番冬囲い

昨日は定山渓ファームで冬囲い、バラ+灌木類など。
4日連続の秋晴れでいい思いをさせてもらいましたが、一転、昨日は台風から温帯低気圧に変わっての風+みぞれ~降雪。
そんなもんですよね。
鼻水すすりながらの冬囲い、それがお決まりでしょうね。

 

ここはまだ植栽一年目なので楽勝なのですが、早くも少し筋肉痛。
冬囲い、あちこちこれからが本番ですが、そろそろマウスピースの出番かも、力入りますからね。

 

バラの春の剪定と冬囲い、これはある意味格闘技と思います。
楽勝の株はまだまだで、格闘するようになってやっと見応えする株になったとも言えるかと。
最近鋼管竹使うようになって、余計キツくなったような。根曲がり竹の結束は楽ですからね。
でも、定山渓山奥の積雪深は2mほど、札幌の中央部の倍は見積らなければならないので、やっぱり鋼管竹を選択しました。
ちなみにデータ上では、一昨日のいわみざわ公園のばらゼミでは140cm、昨日の豊平公園の講習では95cmの積雪深をベースに話しました。
所変わればですが、とにかく枝を助けたい、それだけです。
枝だけ残れば、如何様にもなりますから。

 

スタッフの皆さん、ご苦労様でした。
ついつい自分の駒のような物言いになっていたかと思います、失礼いたしました。
ですが、格闘技ですからね、悪しからず。
また来春お会いしませう。