イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2016

5.8


日記

疎そ感

DSC03688昨日もぐずぐず天気でしたね。
札幌ではサクラも最盛期を過ぎ、我が家の庭ではジューンベリーが満開ですが、イコロではチシマザクラが昨日で4分咲きくらいでしょうか。
やはり全然違います。

 

イコロへの行き帰りの林道でも、今はコブシが目を引きます。
サクラもそうですが、この辺りは街なかのドーンと咲いている場面はなく、ぽつらぽつらです。
イコロも然り。
その疎そ感が特徴かもしれませんね。
厳しいのでしょうね土壌も気候も。
ドーンとしたものとは別世界、この辺らしく、それが何とも魅力的に感じるのです、自分にとっては。

 

DSC03668イコロの春の小径のノルウェーカエデの幹に着生した地衣類。
サルオガセ科の何じゃらでしょうが、千歳や支笏湖周辺、苫小牧の林の中ではよく見られます。
昔、群生しているのを初めて見た時には驚き、札幌に持ち帰り育ててみたことありますが枯らしました。
当たり前ですよね。

 

DSC03660もう終わったかと思ったのですが、まだ残っていた林道沿いのキクザキイチゲ。
アネモネですね。
ドーン群生している所もありますが、辛うじて生き延びている感のある小群落こそ、愛おしく感じます。

 

GW、悪天候にたたられ同業者はどなたも消沈気味でしょうね。
でもGW狙いは水物です、天気任せですから。
GWは全部雨、そう思っておいた方がいい。

 

でも、先日講習会で、あるご婦人が「イコロは花が遅いので毎年7月に入ってから行くのよ」って周りの人に語っていました。
「いやいや、今しか見れない場面がある、春から秋まで毎月1回は来なくちゃ」って言っておきました。
そうですよ、この疎そ感は今しか感じられないのですから。
それも極上と思うのです。

2016

5.2


日記

月形のスイセン

昨日は月形のコテージガーデンでの講習#1。
一昨日は豊平公園で#1。
この時期なので、どこでも剪定の話が主体になります。
どちらが本業かわからなくなりますが、その合間に各所で剪定。
いずれにしても剪定、剪定の毎日が続いています。

 

昨日の月形も枝の歩留まりはすこぶる良く、楽しくチョキチョキできました。
午前中は座学と実技、午後からはそれを踏まえて皆さんに実際にやってもらいました。
いつもは午前だけなのですが、どうにも中途半端、今年はつる以外はほぼ完了することができました。
少しは達成感があったかな。

 

DSC03661帰りに、お借りしている雪の聖母園の畑の様子を見に。
275号から雪の聖母園に向かう道路脇のスイセン、前よりかなり奥まで続いています。
確かこれも梅木さんの仕業ですよね。
いいですね、きっと僕らがいなくなっても残るんでしょうね。

 

DSC03636数日前羽幌に行った途中の、苫前辺りのスイセン。
もう既に消え去った家にあったものでしょうが、あちこちに残り、飛び散っています。
写真ではわかりにくいですが、エゾエンゴサクも絡み絶妙な景色を作っています。
人間業ではできません。

 

人の気配がなくなった所のスイセン。
前に夕張の炭住跡でも見入りましたが、何とも言えない思いがこみ上げてきます。
ネズミが食べないので残るのでしょうが、人が消えても残るスイセン、何か特別な植物と感じてしまいます。

2016

4.30


日記

冷たいGW

寒いゴールデンウィークですね。
札幌も今朝はみぞれ気味の冷たい雨が降っています。

 

昨日は一日いわみざわ公園で鼻水すすりながらバラの剪定の続き。
雨の中ボランティアの方も3名ほど参加。
いよいよ佳境です。
残り少ないので、是非皆さんにも参加してほしい。
(自分は)楽しいですので。

 

DSC03648

 

色彩館のつるバラ、満開でした。

雨模様でしたが、結構入館者もいてにぎやかだったよう。

 

でも、隣りの遊園地は閑散としていました。

GWの天気が一年の売上を大きく左右するこういう施設は、気が気ではないでしょうね。

我がイコロも昨日は開店休業状態だったよう。

仕方ありません。

後半に期待したいものです。

2016

4.26


日記

やっと開始

昨日は今シーズン初めて、やっとですがイコロのバラの剪定を始めました。
レストラン前のシュラブをやって、ホワイトガーデンのつるバラへ。
合間合間なので、例年通り5月いっぱいかかるかもしれません。
まあ致し方ありません。

 

レストラン前は、ウサギ防御も雪のための結束もやめて、ここだけはそのままでの越冬としました。
本来は全てそういきたいところなので、そのサンプル(生け贄)でしょうか。
案の定ですが、それは想定済み、まあイコロ自然形とします。

 

DSC03590ホワイトガーデンのつるバラは、昨年やっと枝が残ってらしくなりましたが、今年はさらに残りました。
とくにフィンランドのポルスティヤルナン?(Polstjärnan)は、いい。
強いサイドシュートが出て、頂上までいきそう。
誘引が楽しみ、今から満開時の甘い香りを想像してしまいます。

 

脚立に乗っていると、知り合いの方数人から声をかけられました。
ムッとして剪定しているように見えたでしょうが、本人はいたって楽しんでやっていたのですよ。
いつもそうなので悪しからず。
朝のブログを見て来たとの方もいて、やはり書くもんですね。
他現場は別にして、イコロのことはできるだけ書くようにしたいものです。

 

朝からウグイスのBGM、夕方近くにはだいぶ上達したように聞こえました。
そして、昼は行く度に欠かさないコーヒースタンド。
イコロにいる時は至福です。

2016

4.25


日記

お薦めです

スタートしたこの時期ですが、昨日は少し二日酔いでした。
40数年ぶりに再会する友人を肴に、これまた40数年来付き合いのある悪友たちとの飲み会、岩見沢でのばらゼミ~ボランティアの皆さんとの剪定を終え、札幌の飲み屋まで直行しました。
十分注意して臨んだのですが、一杯入ればいつもの酔っぱらい、無理ですね、当然翌日まで残ります。

 

イコロでは販売用のバラのPC作業などでしたが、天気もまあまあなので、一時コヒースタンドのオープンカフェですることに。
いやはや気持ちのいいこと、二日酔いも飛び去りました。
これお薦めです。
どこそこでは開店時には行列もできるとのこと、営業的には羨ましい限りですが、イコロでは人の疎そ感がいいのです。
負け惜しみかな。

 

お薦めと言えば、今期の販売バラのラインナップ、なかなかお薦めです。

 

DSC03585系統別に並べましたが、正面入って先ずはハイブリッド ルゴサ、イコロらしくないですかね?
コルデシー含めて26品種、今まででいちばん多いでしょうね。
他は長尺が12品種、つる40品種、オールドローズ26品種、ハイブリッドムスク14品種、シュラブなど15品種、原種類4種。
全部で137品種、やたら多いバラの中では少ない数字ですが、各系統とも奇をてらわず耐寒性と耐病性を重視した定番もの(日本では定番ではないもの多いですが)を選択しました。
工藤らしくない素直な選択、それが今年の特徴かもしれません。
歳も影響してるかもしれませんね。
どれもがお薦めです。

 

開店時からバラ好きの方何人かとご挨拶しましたが、このこと、喉まで出ているのですが言い出せず。
ダメですね、どうにも照れくさい。
各品種ともストックはありません。
全部並べたので、あるだけで終わりです。
売り切れ御免、お早めにどうぞ。
この場を借りてお伝えします。

 

最後に一昨日のいわみざわ公園色彩館のつるバラ。
ポールズ ヒマラヤン ムスク ランブラーとフランソワ ジュランヴィルの絡みの画。
Paul's Himalayan Musk Ramblerいい絡み、いい感じでした。
桜も咲いてきましたが、岩見沢の花見はこれに決まりですね。
今週末が最盛期かも。
天候に左右されず見られる。
お薦めです。