イコロの森

工藤敏博の植物日記

カテゴリー: 日記の記事一覧

2021

10.21


日記

バラの秋花、樹木の紅葉

雨が続いていますね。
一雨一度。この時期、雨が降るたびに1℃下がると言われています。

 

山では降雪、3日前の真狩に向かう途中の中山峠。
すっかり冬景色でした。

 

その真狩もそうでしたが、昨日のいわみざわ公園でも冬囲いのためのバラの切り戻し。
でも作業の都合とは言え、どうにもまだ咲いている花を切ってしまうのは忍びなく感じてしまいます。いつもそう思う。
秋の花は特別ですからね。

 

公園入り口のコルデシーのChamplain。
これらの作業はまだ少し先になるので、もう少し見られます。
今年は一番花からよく咲いて、やっと本領発揮してきた感あり。

やはり秋花は今までとは別物です。

 

バラ園入ってすぐのシュラブのお馴染みのSea Foam。
今が見頃と咲いています。
赤花かと思うほどの蕾、ピンクの乗りもこの時期だけ。
ここももう少し楽しめます。

 

そんな秋花、先日いろいろ整理していて昔の写真が出て来ました。

 

Minnesota Landscape Arboretumのローズガーデン。
Landscape Arboretumと名前が付けられている施設は珍しいでしょうね。
場所柄、広大なプレーリーガーデンが見もので、オーナメンタルグラスやライラックウォークも楽しい。
自分のマイフェイバリィットBotanical gardenです。

 

手前の噴水は季節感には合いませんが、樹木の紅葉とバラの秋花がため息もので、計算づくの植栽です。
何せメイプルは山ほどあり、hardy shrub roseのコレクションでも有名ですから。

 

雪との競争になりますが、バラの秋花、札幌などではまだ粘って欲しいものです。

2021

10.14


日記

#27

急に朝晩寒くなってきましたね。
昨日のイコロの夜明け頃は4℃、薄手の防寒着は欠かせません。
17日からは低温注意報も出ているみたいですが、そろそろ氷点下もありそう。

 

昨日の6時少し前頃でしょうか。
朝日が差して来て、日の当たる所だけが輝いて、何ともため息が出ます。
このマジックアワーはいつもご褒美のように感じます。

 

昨日は芝刈り#27。
だいぶ伸びも鈍化してきたので、あと一回かな?あるいはもう一回。
この時期の芝刈りは落ち葉も吸い込めるので好都合。
でもその一瞬だけなので、落ち切るまではブロワーでしょうかね。
パートのレディースに頑張ってもらいたいものです。

 

そんな最終時期に…

 

ボーダーガーデンの芝生の真ん中、直径1mくらいの円形に掘り返しの跡。
これまでも何回かありましたが、これだけ一箇所集中は初めて。
アライグマではなく鹿と見ましたが、どうなんでしょう。

 

ネキリムシ狙い、よくわかるもんですね。
貴重なタンパク源でしょうから彼らも必死です。

ある意味ネキリの集中箇所を教えてくれているとも言え、今後の土壌改良の目安にもなる。

工藤のミスでの肥料焼け(うーん、ったく〜すみません!)よりは修復は容易です。

 

雄鹿の遠吠えも聞こえ、上空では南に向かって渡っていく鳥たちの鳴き声。
季節の変わり目は賑やかになっています。

2021

10.11


日記

解禁

少し間が空いてしまいました。
10月に入って諸々解禁になったせいもあるでしょうか。

 

講習会も昨日の豊平で10月入って3回目、しばらくぶりなので少しめんくらっております。
昨日も開始時間を勘違い、直前に電話をもらって猛スピードで向かう羽目に。
ぎりぎりセーフでした(大汗)。
3回中2回もやっちまいました。
ダメですね。こんなこと以前はほぼなかったのですが…。
コロナのせいではなく歳のせいでしょうね。

 

来週からいよいよ冬越しの作業が始まるので、今のうちに少しでも私事を済ませたいと、このところ合間にしこしこ諸々進めておりました。
主に家の中の片付け、整理。
「2階を軽く」をテーマに、時間があれば2階に上がっておりました。
各種のゴミの日には大袋を複数出すのが日課になっています。
2階の4部屋中2部屋を今年中に終わらせるのが目標。もう少し続けます。

 

先日のはぼろバラ園での講習時に咲いていたRed Fru Dagmar Hastrup。
やはりrose pinkとは異なるscarletの花色は目を引きます。
コンパクトにまとまる樹形、葉の茂りもよく、実生選抜の妙ですね。
今週もう一回行くので、またじっくり見て来ようと思っています。

 

今日は少し雨模様ですが、この所天気に恵まれどこも秋花が最高潮。
いつもそうですが、この時期だからこそ改めて見直す、ため息ものの品種はあるものです。
ぎりぎり最後の時期で解禁になった感もしますが、最後まで楽しみたいものです。

2021

9.28


日記

秋の白花

今年は自分のイコロの写真はいつも芝生になっているような(笑)。
確かにここ数日はまたまた芝生をやっておりました。芝刈りとエッジング。
昨日は最後に残しておいたレストランガーデンからイコロハウス前の直線のエッジング。

 

今週末は今年最後のLOPPIS、どちらの芝生にも出店者のテントが並ぶ予定。
芝生の上で気持ちいいでしょうね。

楽しみ!

 

今は5時半にならなければ作業は始められませんが、日が上って来る頃は何とも至福の時。
これがあるからやめられない。
考えてみればガキの頃から朝日を浴びずに寝ていた記憶はありません。
大袈裟ですが、勝手にそれが自分の生きていく上での不可欠な要素と思い込んでいます。
まあ人それぞれですが。

 

天気が続いているのではかどります。
一昨日も昨日も予定より早く片付いたので札幌にとんぼ帰り、やらなければならないのはデスクワークなのだが天気がいいのでついつい庭に出てしまう。
昨日は芝刈り。やっぱり芝ですね。

 

行き帰りの高速道路の法面ではユウゼンギクやネバリノギクのアスター類(あっ、Symphyotrichum属でしたね。うーん馴染まない。)が楽しませてくれていますが、イコロの林縁で咲いていた、これはAster属のエゾゴマナ (Aster glehnii)。

 

日陰が強いので輪数少なく弱々しい株ですが、白花が目を引きます。
何故かこの秋は白花がいいなと思う。いつもの秋は濃い色なんですが。
まだ寒さが来ないからなのかもしれませんね。

 

あちこち秋バラも盛り上がっているよう。
今の所Icebergがハマっているかも。

2021

9.22


日記

片付け

昨日から芝生とレンガ鋪道の境のエッジングを始めました。
今シーズン3回目。
本当は5月から毎月1回が理想でしょうが、それは無理。
少なくても4回はやりたかったが、あの高温旱魃下では少しでも勢いをつけたくて手が出ませんでした。
そんな年でしたよね。

 

過去形のような言い方ですが、残り正味一ヶ月ほどになって来ました。
でも今の気温と湿度は芝生には最適、来年に繋げるためにもやはりしっかり決めておきたい。
昨日は午後からの打ち合わせや諸々片付けもしたく、エッジングはホワイトガーデンだけ。
残りは後2日で終わらせたいものです。

 

例年の如く、怒涛の10月、11月を目前にして、この時期どうにも諸々片付けたくなる。

 

私事ですが自宅に戻っても片付け。
昨年からやってはいますが中断していたのをまた再開。
古い家、できるだけ使っていない二階を軽くしておきたいので、今回は先ずは二階にある書籍類を一階に移動。
何回も階段を上ったり下がったりで、夢の中でも本を並べてました(笑)。

 

この時期でもまだずーっと咲いてる自宅のレモンバーベナ。
姉妹株があちこち行ってますが、最後に残った大株。
背丈ほどで暴れに暴れさせています。
他所では切り詰めて云々言っているんですけどね。
暴れもの好きなので。

 

ですが、冬は室内に入れなくてはならないので場所を取ります。
他にも大株複数あるので、そんな場所も確保しなければならない。
頑張ってできるだけ片付けを進めなければ。