イコロの森

工藤敏博の植物日記

2023

4.22


日記

1/29

昨日オープンしました。
静かな幕開け、イコロらしくはありますね(笑)。
風も弱く良い日和でした。

 

なかなか行けず、何と昨日は一週間ぶりのイコロでした。
先ずは芝刈り一発目。
芝刈りというよりは、ほぼサッチや芝生に落ちた落ち葉の破片などの吸い取り。
でも芝生の頭揃えば、やはり見かけは違うもんです。
昨年は29回、シーズン中のほぼ丸々一ヶ月間は芝刈りをやってた計算になります。
始まりました。頑張ります!

 

イコロハウス、雑貨類が格段に増えていました。
合間にざっくり見ただけですが、欲しいもの色々ありそう。
一点ものも多いので、早めに唾付けておかなければ(笑)。

 

レストラン、客席のレイアウトが変わっていました。
全席ガーデンを見られるように、後ろ向きの席は無し、とのこと。
これいいです。そうでなくっちゃ。

 

昨日はスープだけをいただきました。
キノコのクリームスープ、ハーブ入り、美味しかった!
今後パンも出てくるとのこと。
美味しいスープとパンがあれば、自分取りあえずそれで満足万蔵。

2023

4.14


日記

つるバラ三昧

ホワイトガーデンのパーゴラ完成!
前とほぼ同じ形状ですが、多少マイナーチェンジされております。
これで10年は、いや15年は安泰かと。

 

昨日は下ろした枝を引き上げました。
粗々誘引しましたが、細かくはまた後日。
ローズガーデンのつるバラもまだ剪定が途中。
何とオープンの21日までイコロに行けないので、GW後半になるでしょうか。
いつものことですが、まあじっくりやります。
遠目で見て細部は目をつぶってくださいね(笑)。

 

その前日は大通公園のボランティア活動の初日。
こちらも終日つるバラの剪定と誘引でした。

 

何と今年は新たな参加者が15名ほど加わったとのこと。
どこもコロナ明けで増えているようですね。
若い人も入り皆さんやる気満々。
ベテランさん達の親切な対応もあり、いつも通りいい雰囲気で進めることができました。

 

こちらはクライマーばかり、写真はRokokoですが、お馴染みのAngela やButterscotchなど、脚立は使うもののフロリバンダやシュラブの剪定と基本は同じ。これにランブラーが入ると混乱するでしょうが分かりやすい。
枝もほとんど凍害もなく、気持ち良く切れました。

 

今年のお披露目のイベント「バラフェスタ」は6/17、18の予定。
バラも今年は早いので、満開のお披露目になるかもしれませんね。
それを目指して、ボランティアの方々も楽しんで活動していただければと思います。

2023

4.11


日記

生命線

暖かい日が続いています。
イコロの芝生も少し色が出てきましたが、まだ札幌よりは遅れているよう。
でもその方が芝刈りに追われなくて助かります。

 

昨日は一山残っていた昨年仕込んだ馬糞堆肥を、ローダーでカートに積んでピストン移動。
昨年あまり入れられなかったローズガーデン奥のMaria Lisaの所に敷き均しました。
こなれて黒々として、ほくほく感ありでいい感じ。

 

これは先日仕込んだ山。
まだ馬糞の形状そのままですが、水分調整のためのシュレッダーで細かく粉砕した枝葉と、発酵促進のための脱脂米糠をたっぷり混ぜています。カフェからのコーヒーかすも。
シーズン中は芝生の刈草を餌にした馬糞、いい循環ですね。
この秋にはあちこちに使えそう。

 

数日前からウイスキーのチェーサーがワインからビールに変わりました。自然と。
汗かくとそうなる。正直なもんですね。

 

イコロでは施肥は基本馬糞だけ、自分は甘いものとアルコール。
これ、生命線。

2023

4.3


日記

マニアックな作業

いやはやお久しぶりになりました。
ブログ、1ヶ月以上も空いてしまったんですね。

 

自分としては、書きたいことを書きたくなれば書こう、とのスタンスなので、1ヶ月以上もそういう思いにならなかったということなんでしょうね。他人事みたいですが。
別に病に伏していたわけでもなく、遊び呆けていた訳でもなく、むしろ例年通りだからこそ、取り立てて書くこともないかなと思って今に至った訳です。

 

書かなければならない、それだけはしたくないですからね。
年々強まる年寄りの我儘、ご勘弁ください。
それも生存本能と思っていますので。

 

そんな中、昨日は自分のイコロでのガーデン作業の初日でした。

 

ホワイトガーデンのパーゴラ、ランブラーローズのPolstjärnanの剪定。
施工前と施工後の画。

 

昨年はローズガーデンのパーゴラを交換しましたが、今年はホワイトガーデン。
交換するためには柱から枝を離さなければならないので、先ずは剪定して枝数を減らし、その後可能な限り枝をパーゴラから離そうかと。
これから施工業者と打合せですが、何とか21日のオープンには間に合わせたいものです。

 

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昨日もそうですが、今日も天気が良いので、自宅の壁塗装とかブドウ棚の取り替えなども同時進行で進めています。
2年越しで家を覆っていたナツヅタを取り除き、先日付着していた枯れ枝をやっと始末してすっきり。
築80年ほどの家を庭も含めて維持管理するというのは、改めて手がかかると実感しました。
来週くらいから予定ぎっしりになるので、今のうちしかやれません。

 

こんな諸々、結構マニアックな作業も多いのですが、取り立ててブログにのせるにはあまり面白くはない。それが長らく空いてしまった原因かも。

 

とはいえ、作業は楽しく、気分はすっきりしました。

2023

2.24


日記

バンド デシネ

突然ですがバンド デシネってご存知でしょうか?
知ってる人は知ってるでしょうが、Wikipediaによると「フランス、ベルギーなどを中心とした地域の漫画のこと。フランス語圏では「9番目の芸術」と認識されている。アメリカン・コミックス、日本のマンガと並んで世界3大コミック産業の一つと言われる。」とのこと。

 

最初の本格的なものは、ベルギーのエルジェのあの『タンタンの冒険旅行』(写真左)と言われています。昔から好きで、文字多くて読むのに多少難儀するが、全24冊と別冊4冊は自分の愛蔵書となっています。
これらとは別の90年代からのニューウェーブものもどれも秀作で、一遍の映画を観たような読後感になります。とくに『アランの戦争』(写真右)は、ヨーロッパ戦線に従軍したアメリカ人兵士を淡々と描き、そのカット割りにはため息ものの連続。
あの大友克洋もバンド デシネの影響を受けていると言われ、松本大洋も然りと思います。
「ガロ」世代にとっては懐かしさも感じてしまいます。

 

そのバンド デシネの邦訳新作『ワイン知らず、マンガ知らず』。

 

ワイン農家とバンド デシネの作家がそれぞれを学ぶ的な内容ですが、そのワイン農家は有機農法の一種のビオディナミ農法(バイオダイナミック農法、シュタイナー農法)を実践しています。
シュタイナー農法、一時期注目されましたね。シュタイナー教育然り。超自然的な側面が強調されて懐疑的な人も多いかと。
でも、普通に取り入れてもいい手法も多くあり、道内でも実践している人もいます。

 

何で今こんな話なの?でしょうが、植物栽培、庭づくりにもかなり共通する内容もあり、結構頷く箇所も多いのです。
それよりも、自分この所ウイスキーのチェーサーはもっぱらワインになっているので、そのせいの方が大きいでしょうか。
安くて美味しいワインが驚くほど増えており、昔のイメージと変わってきましたよね。
白のワインも赤のワインも好きです。いちばんはアイスワインかな?