イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.7.15日記

脚立の上で


うん、昨日は偶然にもいわみざわ公園でKimさんと遭遇。
他の現場で会うと変な感じですね。
うん、メルヘン場面でつるバラのシュートを誘引しておりました。

 

奥のBlush Ramblerも右のKew Ramblerも満開。

 

Kew Rambler、蕊がアクセントでやっぱりいい花ですね。
メルヘンの場面にも似合う。
何故かいつも金平糖を思い出してしまう。

 

やっと株ができてきて、毎年枝を冬越しさせるのに苦労してきましたが、ベーサルもサイドもばんばんシュートが伸びて、こうなれば先につながる。
昨日も弱いシュートは間引き、強いものだけもっと伸びるように開花枝にもぐらせながら直上に誘引してもらいました。
プラス、得意の支柱付け足しでもっと上へ上へ。
シュートの先を止める8月下旬まで、できるだけ伸ばしたい。

 

うん、昨日自分も脚立の上で通りがかる人の会話でハマナシの話が耳に入ってきました。
「ハマナスも確か棘あるよね。確かバラと同じバラ科だからだよね、きっと」と。
「もちろんバラ科だけど、バラ属(ロサ属)、バラそのものなんですけど〜」と頭の中で答えておきました。

 

日頃人の中で作業しないので、こんな場面で脚立に上がっていると、人生相談に乗りたいような話もありで面白い。
ある老夫婦の会話。
「もう7月も中旬、7月が過ぎれば秋、涼しくなる。今でバラも見納めだな〜」とお爺ちゃん。
「そうですね、咲いているうちに見られて良かったですね」とお婆ちゃん。
「あのーこれから夏だと思うんですけど…今は一番花でこれから秋まで咲くんですけど…」と頭の中で語りかけた自分でした。