イコロの森

工藤敏博の植物日記

2022.7.4日記

脇役


今日は蒸し暑かったですね。
このくらいで暑いと言ったら本州などの人に怒られますよね。
でも北方民族は暑さには弱いのです。

 

昨日まで二週連続で土日は大通公園12丁目バラ園でした。
バラ園のガイドツアーと相談会をやっておりました。
ばたばたしなくていい仕事なのですが、何だか妙に疲れました。
いつもは単独行動が多いので、慣れない人疲れでしょうか。

 

でも、毎年このイベントで何年かぶり(何十年かぶりも)、あるいは毎年このイベントでだけお会いする方もいて、自分にとってはスペシャルなイベントになっています。

 

バラ園も、ボランティアの方々がイベントに向けてせっせっと花切りを進めてくれているので、胸を張ってガイドができます。
大通公園ボランティアもやはりスペシャルで、皆さんと一緒に作り上げている感はどこよりもあります。その実効性も際立っている。
うん、グッジョブ!
(ボランティアの方々に言うのも変ですね)

 

でもこの所、あちこちの花見で少し食傷気味。
ガイドの中でも語ったかもしれませんが、改めてバラって自己主張が強く、ある意味使い難く、使い方によっては危険も大きいかと思ってしまいます。
「主役は私よ」っての多いですからね。

 

でもそんな中で控えめなものもいっぱいある訳で、今自宅で咲いている定番2品種。

 

お馴染みBlush Noisette。
安定感抜群で秋まで連続開花。本州では小型のつる仕立てでしょうが、北国では枝長く越冬できないので、逆に矮性のシュラブ的な利用で使いやすい。

 

銘花Prosperityの枝変わりのPink Prosperity。
こちらは半つる性だが自立使いもOK。抜群の花保ち、秋まで健全な緑を保ち、よく返り咲きします。

 

そして遅ればせながら3日前のイコロのホワイトガーデンのPolstjärnan。

 

もう散っちゃったかな?
潔いですからね。
今年も朝しかじっくり見られなかった。。。

 

「私は主役」もありますが、「脇役でいいです」ってものもあるのですね。