イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.4.11日記

歩留まり良し!


北海道も3日続けての二桁台の感染者数、状況は緊迫しています。
昨日も相次ぎ4月当面の講習やボランティア活動の中止、5月や6月の開催も不確定との連絡が来ました。
現下の状況ではやむを得ないでしょうね。

 

昨日はいわみざわ公園で、毎年この時期に実施しているバラの各株の越冬状況の調査。
みぞれ混じりで寒かったのですが、昨年より株の歩留まりが良く安堵しました。
枝が助かれば寒さも何のその、です。
とくにつるバラは今までにないほど助かりました。良かった!

 

大通公園も然り。

 

やはりつるバラがいい。自分が関ってからいちばんかもしれません。
水曜日にボランティアの皆さんと剪定と誘引をしましたが、ポールの上まで到達している株がほとんどで、やりがいあり。
今日も引き続きの予定でしたが、やはりこの状況下では中止。
管理スタッフと合間を縫って後日進めることに。

 

本当はこんな状況だからこそ、皆さんと冬を乗り切った植物のしたたかさ、逞しさを感じながら作業したかった。
きっと例年とは違った思いを感じられるでしょうから。

 

でも、まだまだ先は長い。
くれぐれもご自愛していただき、またお会いしましょう。
植物はどーんと構えて、いつも変わらぬ姿で待っていてくれるでしょうから。