イコロの森

工藤敏博の植物日記

2017.11.5日記

楽しむ庭


昨日は、Jimmyさん担当の現場、藻岩山の高台にあるA邸の冬囲い。
宿根草や花木類の他、パーゴラつるバラ含めバラが50株ほどあるので自分も参加。
総勢4名、久しぶりのフルメンバー、半日程度で無事終了。
最近どこでも冬囲い状態の工藤ですが、いいチームワーク、やっぱりこのチームは動きやすい。

 

そこの奥様が楽しんでおられるバラのドライフラワー。
こんな器が大小いくつかあり、自宅ばかりか以前の職場にも持ち込んで楽しまれているとのこと。
生花を水盤に浮かべて楽しんだ後のドライ、秋遅くまでバラってこんなに何回も楽しめるんだ~と喜んでおられました。
無農薬、秋までほとんど虫も病気もつかない、大輪は少ないのだけれど、安全パイの選択で正解でした。
開花時はお客さんを呼んでお披露目、皆さんに驚かれるとのこと。
庭を楽しんでいらっしゃるのを改めてお聞きして、自分も嬉しくなりました。

 

こちら、時々通る帰り道沿いのお宅、エゴノキ(緑葉)とマユミ(赤葉)の生垣。
園芸好きな老夫婦、コンパクトだが幅50cmくらいにしっかり刈り込んで、毎年秋まで緑のいい壁を作っています。
それが、今年に入って何と真ん中2箇所にハート形のくり抜きが。
少し鬱陶しくなったんでしょうかね、まだ今一しっかり形状が判然としませんが、イチイなんかの小葉ものの刈り込みと違いしっかりライン出すの難しいかもしれませんが、あのご夫婦のこと、きっと徐々にキメてくると思います。
こういうお茶目なの、好きだな~。

 

楽しむ庭、仕事がら、それは羨ましくもあるなぁ、と思った次第。