イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.2.18日記

平和の使者


ここに来て札幌の積雪は例年並になってきました。
今はまだ暗いですが、今朝も少し雪かきが必要なよう。

 

少しご無沙汰しておりましたが、相変わらず自宅でのデスクワーク時々イコロでイナウ作りなので、静かな平坦な毎日。
毎年この時期はそんなもん。いやでももう少ししたら始動しなければならず、今は嵐の前の静けさでしょうか。

 

自宅でのデスクワーク、窓辺で外を見ながらいつもの指定席、この所すぐそばのグラウカ( Rosa glauca)に来る来訪者。

 

ツグミです。
ナナカマドもすっかり食べ尽くし、最後はバラの実。
ハマナシもそうだが、どうにも美味しくなさそう。
啄んでもすぐにペッと出しています。
栄養分は豊富なはずだが食味が気にくわないんでしょうかね。
ナナカマドより美味しいと思うんですが。

 

以前書いたバードテーブル、現在休止中です。
当初はスズメがわんさと来て、ヒヨドリやシジュウカラ、カワラヒナなどの人気のスポットになり、満足万蔵だったのですが、ある時一羽のドバトが来て一転。
日に日に仲間を伴い数が増え、ついには毎日7羽のドバトが占有。
他の鳥がいれば追い散らし、餌を食べ尽くす。
よく言えば外来種の逞しさを感じるものの、その振舞、食欲はとても平和の使者とは思えない。

来る度に家内と外に出て行って追い払ってはみたものの、とても無理。
で、休止。

 

でも考えてみれば彼らにしては当然のこと。仲良く皆んなでとはならないですよね。
ドバトは来るな、エナガは来てね、とはならない。
自然の摂理を人間がコントロールするなんておこがましい。
甘い妄想でした。
反省。