イコロの森

工藤敏博の植物日記

2019.10.19日記

冬前の宝もの


今日はこれから雨みたいですね。
でも明日から晴続き、高温注意報も出ているようで、いよいよ冬じまいが本格的になります。
自分も明日から冬囲い作業が始まります。
毎年恒例、冬囲い行脚です。

 

昨日はいわみざわ公園に行きましたが、秋のローズフェスタも明日まで。
昨日の岩見沢はかなり冷えて、車のフロントガラスも氷が張ったとのことでしたが、最後の花を楽しめました。
いつも思いますが、霜が何回か降りた後の花こそ絶品と思います。
作業の都合で明後日からは囲いのための丈落としが始まりますが、その前に少し切らせてもらおうと思います。
部屋の中でじっくり楽しみたい。

 

もちろん初夏の一番花にはかなわない、花も小さく株も品種によっては病害でぼろぼろ。
でも、伸びた枝先きでうつむくように咲く花は、これまでの花とは全く別ものの魅力を感じます。

 

自宅のBuck Roseの‘Prairie Harvest’と‘Folksinger’。
どちらもまだまだ蕾があります。
自宅の冬囲いはいつも最後の最後なので11月末頃になります。
年によっては12月入ってからのことも。
雪の中でやったこともあります。

 

冬囲いとしては遅いのですが、それだけ長く楽しめるとも言える。
冬前の一瞬の宝もの、それは北国だから享受できるものと思います。