イコロの森

工藤敏博の植物日記

2021.1.31日記

三種の神器


予定通り今週は剪定の週。
先日から自宅の高木をやっていますが、昨日はイコロでJimmyさんと、気になっていたカエデとモミジのかかり枝など太枝だけやっつけました。
やっぱり相方いれば楽です。
いちいち脚立の下に降りなくても、ここ?この上?と確認して切れますから。

 

戻って自宅の続きと思いましたが、雪も降ってきて先日切った枝片付けで終わってしまいました。
補助作業員いれば楽なのにな~とも思いますが、こちらは趣味の園芸なので片付けも趣味の楽しみの一つとしてやらなければ、ですね。
やってることはほぼほぼ同じなので、この切り替えがなかなか難しい。

 

先々代、祖父が植えたナナカマド。2株あるが取りあえず完了。
どちらも先端まで樹高約10m、胸高直径60cmほどなので幹周180cmくらいでしょうか。
自分の年齢とほぼ同じの樹齢。
かなり盆栽然としてきましたが、いつもで保つか?

 

今年の冬期剪定の三種の神器。
上:マキタの200mm充電式チェンソー。木に登って片手で持って使える。エンジン式の方がパワーは上だが、これでも10cm程度の太枝なら難なく切れます。何よりも使用時だけのモーター音だけで静かなのが、住宅地ではいい。
中:カマキ(岸本農工具製作所)の伸ばして3mのロープ式高枝切鋏。この種のものは壊れやすくて安定感が無いが、これは今まででいちばん保ってる。先端が鋏状のものもあるが、それは細枝だけで用途は別。
下:リョービの充電式ポールチェンソー。高枝切りのチェンソー。クラス最軽量を謳っているが、モーター部が先端なのでやはり腕力は要する。切る角度など少しテクニックも必要。

 

今まではほぼほぼ鋸の世界でしたが、これらを使うことで随分とスピードアップが図られ、楽になりました。隔世の感あり。
とくに充電ものはリチウムイオン電池の進化が大きいのでしょうね。
ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんの功績です。

 

この冬、合間にもう少し進めます。