イコロの森

工藤敏博の植物日記

2016.6.27日記

フェスタ、フェスタ


昨日は、一昨日に続き大通公園でのバラフェスタで相談員。
いわみざわ公園でも一昨日からローズフェスタ。
フェスタ、フェスタですね。

 

両日ともあいにくの雨でしたが、大通公園では雨の中もボランティアの方々が花切り、落ちた花弁拾いをしてくれていました。
一日中やっていた人もいて、ありがたい限りです。

 

講習など、いつもは一方通行の話、質問は無しなんてことも多いのですが、数は少なかったものの、じっくりお話しできて自分には非常に有意義でした。
人それぞれ、バラそれぞれ、人生それぞれ、それぞれがいいのですね。
二者択一、残留か離脱か、一方の選択肢がもう一方よりも優れているなんてことがあり得ないのですね。
二極化思考、白黒思考の限界、時代はいよいよ日本人得意の「曖昧さ」の登場でしょうか。

 

話がズレました。

昨日の雨の中のバラ、2選。

 

DSC04357Cinco de Mayo、「5月5日」という意味ですね。
錆びた赤橙色とも表現される何とも言えない色合い、退色して紫がかる花色が魅力的です。

 

DSC04367Hot Cocoa、赤花に見えますが、咲き始めと秋花はもっとココア色。

 

どちらも茶花、いや茶色花系のTom Carruthの品種。
ユニークな花色は彼の特徴、あのバーナー博士を彷彿とさせます。
昨日くらいの気温が適当でしょうね。
高温下でこの花色は出ない。

 

今日は晴れるよう。
どこも花の後始末に追われるのでしょうね。
お励みください。