イコロの森

工藤敏博の植物日記

2019.4.5日記

ヒラヒラ


昨日は今期最初の屋外作業でした@いわみざわ公園。
昨日の予定はPP袋の透かし。
まだ場所によっては雪が残り、できる場所だけやりました。

 

しっかり巻いていたPP袋の下部の結束だけを切り、裾だけ開いてヒラヒラさせます。
気温が高いと蒸れるので、外気が入るように半開きにしてヒラヒラと。慣らしですね。
一気に外すのが普通ですが、昔もモノや場所によっては慣らすためにこの段階はよくやったものです。
「あれは一気に取らず、ヒラヒラさせておこう」って。

 

いわみざわ公園ではこの後、山からの風の下ろしが連日続くので、山側はその風を防ぎ反対側だけが開くように冬囲い時に重ねの位置を決めました。
まあまあ想定通りでしょうか。

 

気になるのでいちいち株の様子を見ましたが、今のところ例年に比べて凍害は少ない。
いろんな条件あると思いますが、この冬はバラにとっては恵まれた冬だったと思います。
最初にドバッと積もってそのままでしたからね。
この後どうでるか?まだまだ安心できませんが、ひとまず安堵。

 

帰り際、札幌の大通公園をのぞいてきました。
昨日から冬囲い外しが始まったと報道されていましたが、早くも12丁目は外しが完了していました。
冬囲いの時もそうですが、毎年の報道、やっぱり大通は季節の風物詩的な場面ですね。

 

Z7のHT、枝先まで全然傷んでいません。さすがですね。
雪まつりの枝折れの被害も無く、こちらも安堵。
来週からはボランティアの皆さんとの作業も始まります。
楽しみです。