イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.7.6日記

ダブル講習会


昨日は久しぶりに講習でした@百合が原公園。
Jimmyさんも同じ日に宿根草の講習@豊平公園。
札幌市内で二人同時は珍しい。

 

スペース空けて人数制限してですが、終わってマスク外したら口の周り汗びっしょり。
暑かったのでキツかった〜
早く顔出しでやりたいものです。

 

講習前に実技現場のオールドローズのローズウォークとヒース前のシュラブローズを下見。
どちらも昨年までとは少し様子が異なり、各々の品種らしさが出てました。
担当者が変わったせいでしょうか。
修復にはまだまだ時間がかかりますが、変にいじくらず、あるべき自然樹形を念頭に、是非頑張ってほしい。

 

 

その途中にのぞいたビーチヘッジ。
デザイン バイ Jimmyさん、確か2017年春植栽ですよね。リニューアル後3年目、ほぼ完成形。見事に蘇っていました。
公共施設なのでオーソドックスにやろうとのコンセプトでしたが、道内でも模範となるボーダーと言えるかもしれません。
昨日も講習の移動の合間に、思わず立ち止まって語ってしまいました。

 

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九州の豪雨、凄まじかったですね。
とくに球磨川の氾濫が何度も報道されました。

 

以前、球磨川沿いに自生するツクシイバラの保存活動をする「球磨川ツクシイバラの会」の関係者からいただいた写真。
河川敷の群生地も大きな被害を受けたことと思います。

 

おそらく今後護岸工事により自生地もかなり混乱するだろうと予想します。
北海道のハマナシも東日本大震災後の各種工事の影響をかなり受けましたから(現在進行形ですが)。

 

過去に何度も氾濫を見て来ただろう自生地のツクシイバラ。
何とか自然な形で保存を図ってほしいものです。