イコロの森

工藤敏博の植物日記

2019.9.18日記

クラピア


昨日は久しぶりに少し遠出、ニセコ方面へ。
途中、真狩の空の庭へ顔出し。

 

庭の管理担当者が替わり、どうかなと思って行きましたが、除草も行き届いておりいい感じ。
次の日曜22日にマルシェがあるので、頑張ったんでしょうね。目標があるのはいいことです。
何よりも各植物の生き生きとしたパワーを感じました。
バラもほぼ落葉は無し。こうでなくっちゃ。
やはり地力ですね。

 

マルシェ時には駐車場になるガーデン横の敷地。
芝生のように見える緑は‘クラピア’です。

 

空の庭のWebから拝借した8月上旬の状態。

防草シートに穴を空けて植えていますが、今は全く防草シートは見えません。

 

数年前から芝生替わりにと本州では話題ですよね。
イワダレソウ( Lippia nodiflora)かと思っていましたが、イワダレソウとヒメイワダレソウを交配して作出された園芸品種のようですね。
‘クラピア’の「クラ」は開発者である宇都宮大学の故・倉持仁志先生の「倉」、「ピア」はリッピアの「ピア」が由来とのこと。
なるほど。

 

イワダレソウは昔百合が原公園の大温室で鉢植えとグランドカバーで使っていましたが、屋外では全く無理と思っていました。
空の庭のオーナーの富田医師のチャレンジですが、どうなるか?
自分は保たない方に賭けますが、こういう試みはいいと思います。

 

秋晴れの天気、気持良いドライブでした。
ニセコの用事を済ませ、急ぎ札幌に戻ってまた、デスクワーク。
いい息抜きになりました。