イコロの森

工藤敏博の植物日記

2022.6.14日記

宵宮


昨日はイコロで芝刈り。
いつも下ばかり見ていますが、上を見上げればあちこちにぶら下がりものが。

 

サワシバの果穂。ホップみたいですね。
イコロまでの道中でもあちこち見られ、改めて個体数の多さを実感します。

 

ミズキは数少ないものの、この時期の白花は目立ちます。
大株に育ったものは雪が積もったようで見事。
あれこれしているうちに、花木も夏ものにすっかりスライドしています。

 

一昨日講習で行った百合が原公園では、あちこちウツギ類が満開でした。

 

ショウキウツギ(Kolkwitzia amabilis)が満開。

 

ユリのコロニーの背面にはバイカウツギ。
何種かあったと思うが、これは中国からの種子からの実生のPhiladelphus pekinensisだったでしょうか?
そんなのありましよね?不確定なので今度要確認。
いずれにしても見事な花付き、樹性も何となく優しげのような。

 

園路沿いのMagnolia sinensis
日本のオオヤマレンゲとそっくりですがfrom China。

 

遅咲きのライラックもまだまだ見られました。

 

赤花のライラック、Syringa × prestoniae ‘Miss Canada’。

 

こちらも少し奇異ですが黄葉のライラック ‘Kum-Bum’。
変わりものですね。

 

温室前ではScots RoseのAïchaが目立っていました。
やっとらしくなってきましたが、随分もじもじしていました。
やはり年数ですね。

 

最後に管理事務所横の樹林内で咲いていた紫葉のチャービル、Anthriscus sylvestris ‘Raven’s Wing’。
20年以上前に生育良く早く育つので花壇内にあちこち植えましたが、本体はもう消えているようだがあの飛び火ですよね?
やばいな〜(冷汗)。
自分の責任において何とかすべきでしょうが、管理事務所に要相談。

 

今日から札幌まつり(北海道神宮例祭)。

「札幌まつりまでにものは植える」、昔は合言葉でした。

いよいよ夏ですね。
3年ぶりに自宅のそばを御輿が通ります。
やはり数日前の賑々しい踊りの祭りより、夏の季節を感じます。