イコロの森

工藤敏博の植物日記

2022.6.10日記

バラの小山


バラ、いよいよあちこちで色が見えて来ましたね。
昨日のいわみざわ公園も然り。
先ずはScots Roseからですが、昨日の自分の一押しはWilliam’s Double Yellowかな。

 

R. pimpinellifolia × R. foetida、納得ですね。
暖かみのあるバターイエローは何とも魅力的。
樹形も思ったより伸びて、他の灌木なんかと絡めるといいでしょうね。

 

先日行った個人邸で咲いていた R. canina ‘Kiese’
ドックローズとHPの銘花Général Jacqueminotとの交配種。
小山のように生い茂っていました。
昔百合が原公園にも垣根目的とヒップ狙いで数株植えましたが、今どうなっているか?
今度の日曜に講習で行くので見て来よーっと。

 

自宅では御大Hansaが開花。1905年作出の銘花。
札幌市内でもあちこちで大株に育った株が見られますが、やはりこれも小山のようになってこそ存在感が出ます。形の良い小山になります。

 

小山と言えば、自宅の R. rubrifoliaとその品種群。

 

家の中の自分の指定席から見ればこんな感じ。

 

遮光、遮蔽効果を目的に植えていますが、十分過ぎるほど目的は達成しています。
小山もの、好きです。