イコロの森

工藤敏博の植物日記

2021.10.29日記

土改ライン


今朝の札幌も結構強く雨が降っていますが、昨日は久しぶりに合羽作業でした。
他の時期なら雨天順延もできますが、今の時期はずらせられません。

 

いわみざわ公園、先日引いた土壌改良のライン。
スプレーでライン引きしていたこともありますが、今はラインパウダー(炭酸カルシウム)。運動会のあれです。
雨でも残り、何といってもくっきり見やすいく、ライン引きも楽。
思わず走り出したくなります。

 

昨日行ったら施工業者の掘削が終わっていました。幅高さとも20cm。
天気に恵まれ順調にいったよう。
この溝に堆肥を混入した腐植土を入れて終了。

 

毎年場所を替えて行い、概ね3年空けてまた戻ります。
可能であればその時は十文字になるようにしたいものですが、やはりやりやすいラインを選ぶことになるので、そうもいかない。
でも、しっかり場所とラインを記録してくれているので毎年計画立てて行うことができます。
土壌改良の履歴は重要です。

 

昨日作業した側の茂み、手前の赤く紅葉したRosa nitidaがいい感じでした。
その背景のハマナシとカツラの黄葉と、いい絡み。

 

そのニチダ、学名通り「艶のある」葉が特徴で、サッカー(吸枝)がやたら出るので植えつぶしには最適な材料と思います。
個体によっては黄葉するものもあるので、それらを使い分けると面白いでしょうね。

 

そろそろ最終の秋花。
先日の大通公園のBrass Band。
アプリコット系の秋花も、やはりこれまでとは別もので魅力的と思いました。

 

その大通公園、先日は久しぶりにボランティアの皆さんと再会。

 

相変わらず皆さん熱心で、行くたびに楽しい時間を過ごせます。
来年こそはマスク無しでお会いしたいものです。

 

遅ればせながら今年もお世話になりました。
ありがとうございました!