イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.10.29日記

養生株掘り取り


連日穏やかな秋晴れが続いています。
昨日は中富良野のお借りしている圃場で、イコロの養生株のバラと宿根草の掘り取り。
バラは品種によって凸凹あり、宿根草も消えたものありですが、ほどほどの出来かと思います。

 

珍しく風もなく、相変わらず十勝連峰の山並みを見ながらの作業は順調でした。
一緒に汗をかいてくれた助っ人のAさん、そしてその助っ人のYさん、ありがとうございました。
おかげ様で気持良く作業ができました。

 

それにしてもここからの景色は宝ものですね。
遠くは旭岳(大雪山)まで見えるのですから。

 

それに引き続き、今日は合間に自宅のバラの掘り取り。
こちらは背丈ほどに育った3年もの。
やはり札幌は枝が保つので、大株養生はこちらで。
掘り取った分は来春新たな期待株を植えます。
やはり今の所、庭より圃場機能の方が優先しているのが何だかな〜ですが、まあしばらく取っ替え引っ替えでもいいかとバラは。

 

どちらもイコロのハウスでポッティングして、春まで低温室で管理します。
これまでも、何とか切り戻し株でなく、樹形の特徴が出た長尺ものを主体に販売したり使いたいと思ってきました。
場所があるから、そして何より手間があるからなのですが、どこまでやれるでしょうか。

 

でも、それぞれどんな使いをすればいいのかをイメージしたり、何とかいい株に育つよう手をかけているのは、楽しい時間でもあります。