明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
この正月はどこも穏やかだったようで助かりましたね。
今年は、昨日の4日を仕事始めとしました@イコロ。
他の3名は、年末年始もいつもと変わらず黙々とハウスでの植え替えだったよう。
頭が下がります。ご苦労様です。
昨日の帰りはいつもと変えて、36号線の方から札幌に戻りました。
夏は生い茂る緑で隠れてしまい見ることができない、すぐそばの白鳥湖を見るために遠回り。
本当に今のところ雪が少なく、ブーツのままで歩ける。
案の定、道路沿いから林間に白鳥湖が臨めました。
白鳥湖、どちらが別名かわかりませんがまたの名を丹治沼と言い、この辺りの大地主である丹治林業の所有。個人の名前が付いた湖は全国でもここだけのようです。
昔はホテルや遊園地、ボート遊びの施設もあったようで、札幌の知り合いも昔ボートに乗りに来たと聞いたことがあります。
今はその面影も無く、夏は全く隠れてしまうので秘境っぽくはあります。
縄文時代は現在よりも2~3℃気温が高く、海面も5~6mは水位が高く苫小牧市内は海の底だったよう。その名残りでウトナイ湖を中心にこの辺りには10の湖沼があります。
今年は少しイコロの周辺探索をしてみたい。
「美々貝塚」や「植苗貝塚」もありますからね。
年末から読書三昧。
縄文関係の本も数冊読みました。
太古に思いを馳せる、自分にとっては至福です。
昨日はいわみざわ公園でしたが、出しなの札幌は積雪ありで江別まではホワイトアウト。
案の定、岩見沢は穏やかで、いつも通りの逆パターン。
年末年始をはさんで、相変わらず色彩館(温室)でつるバラの剪定+葉むしりをやってました。
なんだかわかりにくいですが、梯子で上に上がっての画。
後半は東側のクライマーでしたが、取りあえず昨日で完了。
今季は新人2名とで、どうなることかと思っていましたが、ほぼ予定通りでしょうか。
最後になればだいぶ手慣れたようです。グッジョブ!
後はスピードですが、それは慣れしかないでしょうね。
咲く枝だけ残して、咲くべき太さで切り戻す。当たり前だがそれだけ。
慣れれば迷うこと無く進められます。
変なアヤはつけない。誰が切っても同じになるはず。
無心になれて、自分も楽しかったです。
最初の方にやったモッコウ。
以前はそうでもなかったのですが、年季が入って樹皮が剥がれた部分がかなり赤みが目立っています。
赤い樹肌といえば、真っ先にイチゴノキ( Arbutus unedo )が思い浮かびます。
確かアイルランドで見た巨木の写真があったはず、と探していたのですが見つからず。
替わりに出て来た2枚。
バクチノキ( Prunus zippeliana )の巨木。
チリギンバイカ( Luma apiculata )。
いずれもNational Botanic Garden Dublin。
樹皮が剥離して赤くなるものって結構あるものですね。
マツ類やナツツバキなんかもそうですね。
アントシアニンでの発色、植物の防御システムなんでしょうね。
植物は巧みです。
世の中三連休、昨日は成人式でしたが、自分は10時から始まる北海道神宮のどんど焼きに。
ここ数年は当日にはなかなか行けなかったので、しっかりご利益を得るにはやはり決まり日にと実行。
うん、神頼みです。
歩いていけばすぐなのを、仕事以外はできるだけ歩きたくないので車で行ってほぼ1時間待ち。
何やっているんでしょうね。
イコロと自宅のお札を投げ込み、お賽銭入れて二礼二拍手一礼。
もうもうと立ち上がる火煙を浴びて商売繁盛、無病息災、家内安全、五穀豊穣を祈願しました。
欲張り過ぎかな~
でも、神様でも仏様でも頼れるものは何でも頼りたいですよね。
アイヌ民族の世界観ではあらゆるものにカムイが宿っているとされるし、神道の八百万の神(やおよろずのかみ)やアニミズムも然りで、それらでは神様は僕らの周りにいっぱいいることになる。
宗教心の希薄さ、優柔不断さが指摘される日本人ですが、ある意味、キリスト教やイスラム教のような一神教よりは本来的にいろんな価値観を共有できるはずだし、ひいてはそれが平和にもつながるかもしれませんよね。
境内にある六花亭の茶屋で餅でも食べて帰りたかったのですが、長蛇の列。諦めました。
どんど焼きと団子や餅はつきものだそうですね。
食べれば病気にならないとか、虫歯にならないとか。
昨日の締めは買ってきた餅としました。
ご利益あるかな?
昨日も朝から吹雪きましたね。
朝家を出たものの、北区の高速入口手前であまりのホワイトアウトで断念。
一旦高速乗ってしまうと引き返せないですからね。
色彩館のつるバラの剪定が終わったので今は命賭けても行くまではない、ですよね?
今日は行きます。すみません。
で、一昨日も昨日も自宅で黙々とデスクワーク。
おかげではかどりました。
晴耕雨読、いや晴耕吹雪読ですね。
自宅のつらら。
だいぶ前から地面(雪面か)に到達してます。
今どきこんなつららはあまり見かけない。
今はどのお宅も高気密、高断熱ですから、ほぼつららというものを見かけなくなりました。
築70年の我が家はいいだけ放熱してるんでしょうね。
もっとも家内と二人だけなので暖房を効かす部屋は限定しているのですが、他を無暖房にすると屋根の雪が落ちず危険。それで一昨日、昨日のような寒い日は最低限暖める。
そうするとつららがすくすくと育つことになる。
デスクワークをしながらつららを眺めている一日でした。
早朝の我が家の今のストーブ、25度設定、室温も25度。
一日中つけっぱなしでほぼ変わらず。
集中暖房ならもう少し低め設定でもいいのでしょうが、なにせ古い建物にメインのストーブひとつ。
この室温もストーブ周りだけですから、このくらいにしておかなければ老体には堪える。
「北海道の室内は冬でもTシャツ」とよく例えられますが、厚着しているものの、これでもなんだか寒さを感じます。
先日の新聞に、道民が室温を何度設定しているかのモニター結果が出ており、6割ほどが19~22度設定とのこと。
環境省では地球温暖化対策として室温を20度にする「ウォームビズ」を提唱しており、調査結果はほぼ呼びかけに近い。皆さん模範的なんですね。
ちなみに、23〜26度設定は3割ほど。
今も残っていますが昔の自宅の暖房はペチカ、小学校では石炭ストーブ。
その周りだけは火傷するほど暑く、少し離れるとブルブル、どこもそんなもんでしたよね。
太古はさぞかし寒かったとも思いますが…
縄文時代の竪穴式住居、地面から1mほど掘り下げた半地下、その屋根はあちこちの再現住居がそうなってるように茅葺きのイメージがありますが、最近の研究では丸太や枝、樹皮で作った屋根に床掘りして出た土を盛った土屋根であったことがわかってきています。
半地下土屋根、夏涼しく冬は暖かい。
しかも住居の中央には炉があり、火が入っているときには真冬でも25度くらいあっただろうと。
炉の周りに集まり、鍋をつついて、暗くなっても火は絶やさず、イヌイットのように体を寄せ合って寝たんでしょうか。
いいですね。ある意味今よりはるかに豊かだったと思います。
昨日は、今月末提出の賃金にかかる源泉徴収税の申告を済ませ、正月からやっている所得税申告のための入力もそろそろ終わります。
窓越しに冬景色をみながらのFF式ストーブのそばでの作業(+読書)ももうすぐおしまい。
それはそれで今だけの至福の時だった気もします。