おとなのあきじかんが終わり、一瞬ぼーっとしてみたところ、すぐに冬が近いことに気がついて、目下冬囲いの巡業に出ている最近です。同じ品種の植物でも、地域によって季節の進み方が全く違うので、それらを楽しんでいます。
「今年は雪が早いのでタイヤの交換はお早めに」と言われると、植物の冬支度も焦りますが、行く場所行く場所で、まだまだ花も緑もきれいだったりして、処理するのを少しためらいます。でも、数か所の現場とイコロの冬支度などなど調整すると、なかなかちょうどいいタイミングで伺うことも難しく、仕方ないです。
■レストランガーデン
ボーダーのホスタ ‘ハルシオン’(Hosta ‘Halcyon’)は、あの何とも言えないブルーグレーの葉がすっかりこんな感じになってますが、これもまたかっこいいな。と思います。
さて、今年の営業も残りわずか。明日は日曜日ですから、最後のイコロをぜひお楽しみください。
コーヒースタンドでは、最後のスープ・オブ・ザ・デイ。今週はスパイス効きまくりの黒豆のカレーを準備しています。あ、でも辛さは控えめですよ。カレーですから当然ライス付きで腹も満たされます。
それから、シーズン営業終了後の11月3日(祝)文化の日は、札幌のマルヤマクラスに再び参ります。球根の販売とワークショップを行いますよ。まだまだ球根の植え込み間に合いますし、ワークショップでは実際に植木鉢に植え込みをしていただきます。お時間ある方はぜひ、お越しください。
‐球根の植え方を学ぼう‐
■日時:11月3日(木・祝)
①11:00~ ②13:00~
■場所:札幌 マルヤマクラス2階エスカレーター前
■参加費:1,500円 材料(植木鉢、球根など含みます)
■定員:20名
シーズン営業終了後も、こんな感じで、ぽつぽつとどこかで商売しています。まめにウェブサイト、SNSのチェックをお願いします。
今週末のスープは「3種の野菜とサーモンのスープ」です。
今回の食材は大変贅沢。
浜中町産のサーモンと網走産のキャベツ。そして北あかり。牛乳や豆乳も入っていますがもちろん北海道産。北海道の人のやさしさと思いやりがいっぱい詰まって成立したスープです。道外出身者の私たちにも染み渡ります。
数ヶ月頑張ってきたスープ作りも残りわずか。大変勉強になりました。料理についてはもちろんですが、食材の調達や、提供方法ほか、なにもかもです。
来週は、「おとなのあきじかん」ということでスペシャル版、スープ部の集大成となるメニューですがその前に、こちらをご賞味ください。食材をご提供いただいた皆さんのやさしさがいっぱい詰まっています。
ようは、野菜のポタージュってことです。今週末のスープ。
にんじん、じゃがいも、セロリのスープです。
明日も明後日も500円です(パン付)。ガーデン散策の後に、すこしあったまって帰ってください。撮影後、試食と称して、青空のもとで頂きました。最高。
さて、ボーダーでは薄い紫色の花がたくさん開花しています。
映っているのは、左上がアスター(Symphyotrichum)、右下がコノクリニウム コエレスティヌム(Conoclinium coelestinum)です。どちらも淡い花色が真ん中のグラス、パニクム ウィルガツム(Panicum virgatum)とよく調和していると思います。この二種の花は随分前からボーダーにありますが、毎年きちんと楽しませてくれます。今朝、札幌に向かう道中、「道央道の法面にはユウゼンギクが少ないねー」と話していました。いつもはあったような気がするのですが、気のせいでしょうかね?ともかく、ここのアスターはいつもより大きく、花数も多いような気がします。
パニクムは、雨の重みでグタッと倒れたようになりますが、乾けばこれくらいは十分に戻りますので、倒れたものもそのままにしておけばよいと思いますよ。ふぁさ~っと穂と葉が広がって柔らかい印象です。
では、週末、お待ちしています。ぜひスープお召し上がりください!
今週のスープはついに満を持して、カレーの登場です。「ひよこ豆のカレー ~温玉のせ~」。
温玉がのる特別バージョン、具材もスパイスもたっぷり使ってしまったので、すみませんが今週は600円となります。お許しください。
しかし、今週はワケあって85皿分のカレーを仕込んだんですが、スパイスの量が半端なくてほんとに大丈夫かと思いましたが、ご安心ください。大変美味しくできております。お楽しみに!