イコロの森

工藤敏博の植物日記

2017.2.1日記

50年に1度


昨日は岩見沢。
相変わらず積雪が少ない。
少し前は50年に1度の少雪とも聞きましたが、50年に1度の大雪と言われた札幌とは真逆ですよね。

 

DSC06087

昨日のバックヤードのハウス群の様子。
いつもはハウスの間に雪山が高々と積まれますが、ローダーで押してはいるものの今シーズンはこんなもの。
自分が関ってから初めてです。

 

image8[1]

一週間ほど前に公園から送ってもらったバラ園内の写真。
株元だけ雪、今もほぼ変わらないでしょうね。
でも寒い。
昨日も朝方は-15℃ほどで、日中も寒かった。
このところ、岩見沢に行く度に「いつものイコロの感じ」がしてしまいます。

 

雪の恵みがあってこその岩見沢のバラ、少雪仕様のイコロとは構成が全然異なります。
ロータリーで雪かけをとの発想もありますが、豪雪地岩見沢でそれをするのも何だか釈然としない。
もっとも今かけてももう勝負はついているでしょうね。

 

栽培年数を経て、個々の枝の耐性もかなり上がっていると思う。
中央部のブッシュが心配ですが、所詮切り戻しもの、上部がイッテいればがっつり切り戻して再生を図ればいい。
そんなヤワではないはず、そのために耐寒性種を集め、せっせと新梢を止め、土壌も肥料も抑え気味、固く作ってきたんですから。

 

うーん、でも心配…