イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.3.4日記

鬱々と、淡々と


何とも鬱々とした日々になっております。
人の途絶えた街なかは、今までと全く異なる景色、まるで別世界にさまよい込んだ感さえあります。
全く先が読めない状況、その影響は計り知れません。

 

自分も3月の講習会は、まだ不確定なものがあるものの、ほぼ中止になる見込み。
皆さんにお会いできないのは残念ですが、致し方ありません。

 

こうなると、改めて自分たちの仕事は平時だからこそ成り立つものだと思ってしまいます。
ほとんどの業種も同様かもしれませんが。

 

そんな中、昨日からバラの輸入苗のポッティング。

 

国内ものもそろそろ入って来るので、ある意味シーズンに突入したと言えます。
恒例行事ですが何とも沈鬱なスタートです。

 

馬搬のトレーニングをするNPOのスタッフ。
見ていて思わず深呼吸。
何だか気持が救われる思いがしました。
ですよね、現状で自分のできることを精一杯やるだけですよね。

 

こういう時になって、当たり前のことに感謝してしまう。
いつもは忘れてしまうんですけどね。
ダメですね。まだまだ未熟者。

 

今日も淡々とポッティング。
やっぱり植物に救われます。