イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.6.4日記

連日の植え込み


今日は暑くなりそうですね。
今日も某所での植え込み、このところ剪定が一区切りつき(イコロではまだ続いていますが…)毎日どこかで植え込みをしています。
バラは補植が主ですが、今年ではなく来年以降を見据えての植え込み。
札幌まつりが目標、それまでには全て植えたいものですが…

 

早く戻った日は自宅で植え込み。
帰ってからも同じことしているのですね。
昨年掘ったガリカ後の場所には一昨日全て植え込み完了。
2年自宅で作り込み(って言ってもほぼ放任、越冬と土壌の恩恵頼り)、その後イコロに移植との魂胆。
今では入手し難いカナダ、アメリカの品種がほとんど。
採穂の親木としての利用も兼ねてはいます。
札幌~イコロのリレー栽培ですね。
完全に圃場状態になっている我が家です。

 

その昨年植えたものが昨日開花しました。

 

Folksinger、Buck博士のBuck Roses Collectionの一品種。
シュラブの今年の初花、まあ深く切り戻していないので早くは咲きますよね。
胸高くらいになってきたので、この秋には掘り上げてハウスで養生、来春にイコロのローズガーデンに植え込む予定。

 

それとは別に空き場所には原種類を植えていますが、ハマナシに続き昨日ルブリフォリアが開花。

 

一番乗りの Rosa rubrifolia var. mechliniaeの花。
ルブリフォリアは基本種含めて3種類植えていますが、ほとんど差異がない。
開花時期、花の大きさ、葉の色と大きさは少し違うが、この程度の違いは個体差の範疇のような気がしてしまいます。
今年も改めてじっくり観察してみたいと思っています。

 

茶の間の窓際に植えていますが、植栽後3年で背丈よりかなり大きく育っています。
秋から冬中ヒップ狙いの鳥が賑やか。間近で見られるので楽しい。
戸建てが少なくなった町内ですが、何故か近所に古株の大株が2箇所あり、どこも小鳥が賑やか。
ヒップが小さいので食べ易いんでしょうね。

 

さてそろそろ出発の準備。
暑くなる昼までにバンバン植えてしまいたいものです。
植え込みロボット状態の今日この頃です。