イコロの森

工藤敏博の植物日記

2020.10.20日記

趣味のイチイ剪定


この所、恒例の冬囲いの講習など喋り仕事が続いておりましたが、やはりどこでもマスク着用。
2時間喋りっ放しだと苦しいのでマウスシールドなど試したものの、参加される方の表情は見えずリアクションわからずで、どうにもやり難いものです。
少しは慣れたものの、今シーズンも残り1回だけ。来シーズンは是非、皆さんの顔を見ながらやりたいものです。

 

今日の予定が先方の都合で延期になったので、昨日は全てを放っておいて自宅のイチイの剪定日としました。趣味の園芸ですね。
合間にやろうと思っていましたが、大ものだと1日かけてもいいやと思わなければ、なかなか取りかかれないものです。

 

施工前と施工後。
6mくらいの円錐イチイ、昔はほぼ毎年剪定して自然樹形を保っていましたが、数年前から刈込みだけで済ませていました。この方が楽ですからね。
でも、あまりに重い印象になり、光が遮られて室内も暗くなりで、改めてこの一株だけ自然樹形に戻すことに。

 

12尺の三脚で2回り、6時間かかりました。
仕事でやるのの1/2くらいのペースでしょうか。
ゆっくり、じっくり、これはこれで楽しいものです。
昔は数本で一週間なんて仕事もあったものですが、今は残念ながら皆無です。
久しぶりに楽しめました。

 

まあかなり枝抜きしたので一発目はこのくらいにします。
次回は上部をもう少し抜いて、円錐の名残りを崩すようにもう少し切り込んで、もう少しらしくしようかと。
盆栽の追い込みと同じですね。

 

裏の10mアップのカツラなど含めて全部で5m以上の高木が12株。
少しずつでも再整備を進めようと、先日自家用に12尺の三脚梯子を購入しました。
個人で12尺は普通はあまり必要ないですよね。
仕事と同じで何だかですが、精神的には全然違うものです。
庭の楽しみを体現できるからかもしれません。

それとも時間給考えなくてもいいからでしょうか。

 

ナナカマドなどの大ものは冬の合間に進めようかと。
力業ですが、楽しみです。