イコロの森

工藤敏博の植物日記

2022.4.13日記

枝が残れば時間がかかる


昨日は大通公園の初日。
久しぶりにボランティアの皆さんと再会しました。
今年もよろしくお願いいたします。

 

昨日は先ず、つるバラから。
手前Butterscotch、全く凍害無し。Rokokoなども同様。
この辺のクライマーはイコロでは全く無理なので自分はあまり使いませんが、さすが街なか大通公園ですね。

 

つるバラ、
・剪定は枝先から、誘引は枝元から
・咲く枝を残し、咲かない枝を切り去る(当たり前)
・先ずはベーサルシュートを誘引して骨格を作る
・枝の流れに逆らわず誘引
・膨らませないでしっかり枝元から結束
等々。基本を皆さんで改めて確認してから進めました。

 

今年は、急遽担当職員が退職したたためどうなるか不安でしたが、やることは同じ。変に個性を出さず教科書通り、基本に則りやろうと何度も確認。
昨年からの新しい方もいるものの、やはり大通公園のボランティアはスキルが高い。
いつも思うが、あちこち連れ回したいくらいです(笑)。

 

つるバラは少し残ったものの、それを片付けて今日からは主役のブッシュの剪定。
多少枝折れはあるものの、自分が関わってからいちばん枝の歩留まりはいいかも。大雪の恵みですね。
今日もばんばん切りませう。

 

当たり前ですが、枝が残ればそれだけ時間がかかる。
来週からいわみざわ公園も始まりますが、どうなることやら。
でも、凍害枝を気落ちしながら切るよりよっぽど楽しい。
こうでなくっちゃ。