イコロの森

工藤敏博の植物日記

2022.4.20日記

今の三種の神器


毎日どこかで剪定をしている日々が続いております。
腰は入念に準備体操をしているのでどうにか保っていますが、指がかなりきています。
左利き、当たり前ですが特に左の指が曲がりにくくなっております。

 

昨日も来年からは電動鋏かなとぼやいていましたが、フェルコの電動剪定鋏は275,000円。
前にデモ機いじったことあるが、やはり手動の方が早いし、左利き用は無し。
ヨーロッパのブドウ農家では結構使っているようですが、バラごときで元を取るのは難しい。
冗談ですよ、冗談。

 

一昨日、昨日はいわみざわ公園でした。
剪定中の隠し撮り。
すぐ横にAnnaさんがいたので、彼女のどアップになってしまいました。
すみません!

 

今シーズンは切り手Annaさん、工藤含め5名、枝運び+切口消毒で3名。
切るだけに専念できるので助かります(疲れますけどね)。
いい流れでした。グッジョブ!

 

今の自分の三種の神器。
癌腫切除用の小鎌と切口消毒用の木酢原液スプレー、刃物炙るバーナー。

 

近年どこも根頭癌腫病が目立ちます(とくにあそことあそこかな?)。
対処療法ですが見逃すわけにいかないし、切除部分の消毒を繰り返すことにより、さらに樹勢を回復させることにより、ある程度抑制されることを期待しています。

 

その意味で、いわみざわ公園では専門に確実に切口消毒をする体制を取っています。
今のところいわみざわ公園では本当に罹病株が少ない。
きっとそれが効いているかと思います。

 

今日も剪定、明日はイコロのオープン日。
いろいろ気にかかるところですが、スタッフの皆んなに任せるしかありません。

頼みます!

自分は黙々と切り続けます。