イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.4.4日記

朝の一人作業


昨日は雨模様、朝から結構風が強かったですね。
6時前にいわみざわ公園に到着、いよいよこのパターンが始まりました。
とくに今年のいわみざわ公園は上から下まで人が入れ替わったので、このパターンが増えそう。
真冬並の防寒着の重ね着で臨みましたが、それで丁度よく、まだまだ油断できませんね。

 

レストランの前のボーダー花壇で咲くスノードロップ。
先日の百合が原やら札幌の他所でも見ましたが、イコロのはまだ見ず。
うーん、何とも複雑な気分になります。
今日は行くので絶対見てやる!場面と桁が違いますからね。

 

いわみざわ公園、朝からの一人作業で進めているのがつるバラ剪定+誘引。
先日のツクシイバラに続き、導入部の主役 ‘Rosenholm’。
デンマークのPoulsenのクライミングフロリバンダ、クライマーですね。
岩見沢で当たった品種、と言うか想定外に良くて驚いた品種のひとつ。
そんなのあまりないんですけどね。
写真を見て使ってみたくて輸入しましたが、今は本国デンマークでもほとんど作っていないみたいで再度の導入は難しい。
「他ではあまり評価されないが、ウチでは良い」の典型的な品種でしょうね。
そんなのが見つかるのが面白い。

 

あちこちで言ってますが、今年のいわみざわ公園のバラはいいですよ。
つるバラもこんなに枝が残った年はない。

 

昨日はPP袋を外してもらい、ほぼ全貌が見えてきました。
シュラブもHMskも良い、フロリバンダもかなり歩留まりが良い。

 

ただ、やっぱりHTですね。
チップから出た枝はお決まりの見たくもない黒枝。
見ながらうーんとため息出ちゃいました。

 

でも、チップの中を覗くと結構助かってる。
どこで止まっているかはチップを取り除いてからになりますが、20cmでも、いや10cmでも残れば御の字。
どうせ強剪定ものですからね。

 

一人でうーんと言ったり、ほくそ笑んだり、外から見たら変なオジさんでしょうね。