イコロの森

工藤敏博の植物日記

2016.10.30日記

新装、豊平公園「緑のセンター」


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昨日は豊平公園で今シーズン最後の講習。
他の講習含めてのエンディングでした。
冬囲いであちこち筋肉痛の身にとっては、文字通り少し骨休めにはなりました。

連続講座、初回からの熱心な皆さんとも再会でき、楽しいひと時を過ごせました。
ありがとうございました。

 

新設された豊平公園、初めて内部に入りましたが、やはり新しい建物はどこもピカピカで気持ちが良い。
これまでの温室然とした仕様とは異なり、サンルーム的な造りなので、植物構成とか展示手法も変わらざるを得ないでしょうね。
でも、むしろその方が時代には合っているかも。
何処其処の大規模温室の存在意義、活用を図る方が、より難しいと思う。
6ヶ月も冬籠もりの北国にとっては、室内での緑の使いにもっともっと提案があってもいいはずです。
外構含めて、この新しい建物を生かすも殺すも使い方次第。
本来豊平公園は札幌の、いや北海道の緑の情報発信の中心的施設たるもののはず、これを契機によりニーズに合った、生活に密着した仕掛けを期待したいものです。

 

でも、ガラス片屋根下の壁に囲まれた二階の広いテラス、夏は気持いいものの、雪の始末は難儀しそう。
融雪設備もなく、雪はどうするんでしょうね?
雪を知らない人が設計したのかな〜