イコロの森

工藤敏博の植物日記

2016.10.26日記

ヒップ鑑賞


昨日はいわみざわ公園。
一昨日の寒さが嘘のような風もなく穏やか。
仕事なんか放っておいて、どこかに紅葉を楽しみに行きたいような日でした。
当然、そうもいきません。

 

葉毟りも順調に進み、佳境です。
その後の力業の結束を考えると、少し恐いような気もします。
なんせ年々大株になってますからね。

 

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これ昨日のMorden Blush。
これまでとは全然違いますよね。
最後の最後、こんなに色濃くなるとは驚きです。

 

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駐車場横のツクシイバラのヒップもかなり色付いてきました。
他のヒップは今年は今一ですが、これらはたわわに実って楽しめます。

まだまだ雪降るまで楽しめる。

 

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同じくログハウス横で実るテリハノイバラのヒップ。
こちらは既に十分真っ赤に熟しています。
パーゴラを越えて、ログハウスの屋根まで覆うと見事でしょうね。
5年以上先かもしれないが、きっとヒップの見せ場になると思う。

 

ヒップの鑑賞って、北国ではなかなか定着しづらいかもしれませんね。
すぐに雪、冬囲いなどあれもこれも追い立てられような時期ですから、なかなか余裕がない。
でも、昨日のような日には本当に楽しめる。
そんな日はもう数少ないでしょうが、だからこそ愛おしく感じてしまうのです。