イコロの森

工藤敏博の植物日記

2019.2.24日記

フジの剪定と思惑


昨日はJimmyさんと、日高の個人邸のフジの剪定に。

 

色みが違って何だかですが、その作業前と作業後。
ずーっと剪定していなくかなりの暴れもの。
あんまり咲いていなかったでしょうね。
本来なら棚に収まるように飛び出た枝も詰めてもいいのでしょうが、花芽はできるだけ残して切り詰めは来年としました。
一度しっかり花見をしてもらいたいですからね。
かなり枝を抜いたので、来年は収まり良く切り詰めできるかと。

 

自分としては裏側に植えたつるバラ‘湖南’を助けたかった思惑があります。

 

5年ほど前に植えたものですが、4、5mほどに育ったもののフジに被圧されていました。
これで‘湖南’も増々育ってくれることと思います。
いずれは‘湖南’だけの棚にしてやろうとの思惑があります。
この庭に合ったのか、これほど育った株は他では見られませんから。

 

頭上を白鳥が飛び交い、良い天気。
気持良く作業できました。
今年は存分にフジの花見を楽しんでいただきたいものです。