イコロの森

工藤敏博の植物日記

2019.8.3日記

年数を経ての妙


昨夜は23℃くらいになり、やはり熱帯夜とは全然違います。
未経験の3日連続の熱帯夜でしたが、岐阜では30日連続とか、ドヒャーですよね。
自分はとても生きていけないな。

 

昨日は札幌でしたが、その前日は岩見沢。少し楽ではありました。
その前はイコロ、全く楽でした。やはり暑い時にはイコロですね。
例の雲の布団効果もあったようですが、札幌ではヒートアイランド効果の影響を感じるここ数日でした。
喜んでいるのはビアガーデンでしょうね。
昨日も何回か大通公園横を通りましたが、いつ見ても人であふれ返っておりました。
でも、見ているだけでも暑苦しい。暑い時に人混みってどうなんでしょうね。

 

暑いやら、肩痛いやらにかこつけて、計画中の新たな場面のバラ選定を進めています。
来年分は、早いものでお盆頃までに決めなければならないものもあり、夏休み、お盆休みはそれに当てます。
その合間に自宅の除草やら剪定やら。今の在札時のルーティン。
昨日はモミジのアオシダレをじっくりと。

 

傘の下で作業していると涼しくて止められませんでした。
暑い時はやはり木陰ですね。

 

このアオシダレ、暑い時にシダレモミジの下で涼んでみたいとの母の希望で、30年以上前に母の誕生日に植えたもの。
ほどほどの株を植えましたが、当時はしゃがんで下に入るサイズが今ではしっかり立てる。樹高2.5m、枝張りも6mほどに。
やはり年数ですね。

 

年数といえば、一昨日のいわみざわ公園で、自分的にはひときわ目を引いたのがStanwel Perpetual。

 

スコッツローズのコレクションで植えましたが、いつも返り咲きが目立つのはMon Ami Claireだが、今年はそれ以上に目立つ。
オータムダマスクとRosa pimpinellifoliaの交配種とされていますが、これほど開花性が優れるのが不思議です。
涼しげな淡いピンク花と良い香り、暑い夏には◎の品種と思います。

 

5年を経て、本領発揮でしょうか。
最近、どうも新しものよりも、年数を経ての見直しものの方が多い。
「時」はかけがえのないものですね。とくに植物は。