イコロの森

工藤敏博の植物日記

2018.4.8日記

ばらゼミ


昨日もいわみざわ公園。
何と昨日から6日連続となる予定、ここまで入り込むのは初めてかもしれません。
今年の特殊事情もあり、やれるだけはやります。

 

昨日はばらゼミB、雪が散らつく中でしたが30名ほどが参加。
今年は初級者向きのばらゼミAと、中級者向きのばらゼミBを設定。
Bは主にボランティア活動しているトムテの方々を対象とし、座学はなしで頭から現場での実践講座。
昨日は剪定がテーマだったので、2時間みっちり各系統ごとの剪定を見てもらい、午後からは実際に鋏を使ってもらいました。
今日はAで「剪定の基本のキ」、前半座学で後半は実際に見てもらう予定。

 

先日も札幌市内の造園会社からバラの剪定の相談を受けましたが、内容は「基本のキ」以下で、業者も、いや業者だから旧態依然のまま、これだけ多様なバラが使えるようになった状況にはついていけてないのかもしれません。
実践して楽しんでいるアマチュアの方のほうがはるかに理解していると思います。

 

バラ園の囲い外しは緑地班の応援もあり、全て終了。
旧温室の中に入れて乾かし。
使い道に難儀しているピラミッド温室ですが、こんな時には助かる。
山ほどですね、3,000株もありますからね。

 

スタッフが合間に、先ずはPP袋からサイズごとに結束。
10枚一締め、3束結束、何事もこの辺のルールは細かいことも予め決めておくことにしました。
その方がスムーズに運ぶし、後で使うのも混乱なく使いやすいですからね。
丁寧な仕事です、グッジョブ!

 

温室のモッコウはほぼ満開。きれいです。
隣りのクライミングブルボンの‘Souvenir de la Malmaison’も満開。

 

火曜日からは、いよいよメインの整形式花壇の剪定に入ります。
すっかり岩見沢市民状態になっています。
(早く、イコロに行きたい…)