ようやく休みボケから脱却しつつある今日この頃です。
回復力は、やはり弱くなっている模様です。なかなかの、きまずい二週間でしたね。
さて。今年はホスタの種類が多く、結構充実しているかと思います。
ホスタ(Hosta)とは学名で、日本語では「ギボウシ」といいます。
日本や中国などが原産の植物ですが、ヨーロッパに持ち帰られたのち、そちらで人気となり、
たくさんの品種が生まれ、またそれが日本にもたくさん取り入れられて、人気となっております。
日陰でもきれいに育ちます。
種類が多く、葉が美しく、長期間観賞出来ます。
管理が難しくなく、宿根草花壇の開花リレーのつなぎ役、グラウンドカバーとして、大活躍です。
和風でも洋風でも。
まあ、そんな感じで、何気なく庭にあっていいし、品種にこだわってみるのもよいでしょう。
今年の販売ラインナップは。
大きな葉でアピールします。他の植物の葉とのコントラストが際立つ、ブルーエンジェル。(Hosta ‘Blue Angel’)
ブルーグレーで、マットな質感の葉がかっこいい、ハルシオン。(Hosta ‘Halcyon’)
葉にくっきりと表れる葉脈が特徴で、きれいな緑の、デボングリーン。(Hosta ‘Devon Green’)
花壇にも、寄せ植えにも、園路の縁どりにも、どこでも使える、アルボマーギナタ。(Hosta undulata var. albomarginata)
他にも、
Hosta ‘Frances Williams’ | ホスタ ‘フランシス ウィリアムズ’ |
Hosta ‘Striptese’ | ホスタ ‘ストリプテーゼ’ |
Hosta ‘Regal Splender’ | ホスタ ‘リーガル スプレンダー’ |
Hosta ‘Sagae’ | ホスタ ‘サガエ’ |
Hosta undulata ‘Mediovariegata’ | ホスタ ウンデュラタ ‘メディオヴァリエガータ’ |
Hosta ‘Wide Brim’ | ホスタ ‘ワイドブリム’ |
Hosta ‘Sum And Substance’ | ホスタ ‘サム アンド サブスタンス’ |
Hosta undulata var.univitata | ホスタ ウンデュラタ 変種 ウニウィタタ |
Hosta ‘Blue Cadet’ | ホスタ ‘ブルー カデット’ |
Hosta ‘Yellow River’ | ホスタ ‘イエロー リヴァー’ |
Hosta ‘Krossa Regal’ | ホスタ ‘クロッサ リーガル’ |
Hosta ‘Royal Standard’ | ホスタ ‘ロイヤル スタンダード’ |
Hosta ‘Whirlwind’ | ホスタ ‘ホィールウィンド’ |
【順不同】
など、店頭に並ぶ予定です。
さらに、オランダからイコロ初登場品種も入荷の予定です。
ご期待ください。ナーサリーは2015/04/21OPEN予定です。
日陰部門もひと段落し、宿根草苗整理はいよいよハーブに取り掛かっています。
イコロでもハーブ、細々と販売していますよ。
いま整理しているのは宿根のハーブですが、シーズン中は一年草もののハーブも仕入れて
販売しています。今年はもうちょっと種類ふやして展開出来ればと個人的に思っています。
やっぱり、料理にハーブは欠かせませんから。
シソやネギは多くの庭の隅で見かけますが、いろんな料理が食卓に並ぶようになった今日、
もっと多くのバリエーションのハーブが手軽に使えた方がいいと思うんですよ。
イギリスのマーケット
ベトナムのマーケット
こんなふうにごっそり販売しているお店は少ないわけですから、気に入ったハーブを自分で育てて、
ジェイミーばりに、ベトナム人のように、僕たちがネギとかしょうがのような薬味を使ってるように、
もっと思う存分気軽にどっさり使えるといいなと、おもうわけです。
今日は、ウィンターセボリーと言うやつをいじっていましたが、すごいいい香りします。
食欲がめっちゃわきます。超うまそうです。
宿根草整理終わった。。。と思う。
あとから出てきたりして。
ということで、今日はすかさず花木整理に突入してます。
バドレヤ(ブッドレア) アルテルニフォリア Buddleja alternifolia は、
よく見るフジウツギ系のダヴィディ Buddlela davidii とかとは違って越年枝に花をつけます。
幹も枝もちょっと折れやすいというのもあり、極寒で豪雪の北海道ではなかなか難しいのかもしれません。
あまり見かけませんが、イコロではとりあえず挑戦しています。好きだから。
@Sisshinghurst Castle Garden, 2005.06.14
この、しだれる枝にふぁさーっと咲いているのがそれです。
スタンダードっぽい感じに主幹を伸ばして、上部で枝を広げるように、傘のように仕立てています。
英国でも主幹には支柱(角材で支柱してるあたりがイギリス流であります。)しているので、
ここ北海道では、特に雪が多いところでは相当難易度高いでしょうね。
だから、株元からふぁさ。にすればちょっと簡単になるんじゃなかろうかと思っています。
雪囲いも簡単になりますし。花芽も守りやすいんじゃないかと。
@Sisshinghurst Castle Garden, 2005.06.14
このように、球状の花房がらせん状についているのが、ユニークですね。
@Sisshinghurst Castle Garden, 2006.06.25
バラとの相性もなかなか良いかと思います。
面倒な管理はちょっとという場合は鉢植えで楽しむのもありかと思います。
ぜひ挑戦してみてください。
すっごい大株で絶賛販売予定です。手ごろな18センチポットもあります。
旅行中に買ったチョコをちびちびと食っていたら、
食べ慣れない感触と香りがしましたので、パッケージをチェックしたら、
「Nigella seeds」とありました。
ニゲラの種って食べられるんか~。しかもうまい。とちょっと日本語でググってみたけど、
食うたらあかん!とか、食ってもいい種類がある。とか。
英語だとEdible(食べられる)。Onion seedやBlack sesameと似ていて混同されるが、
違うものであるとか。
パッケージには、たしかにBlack Onion Seedsとも書いてありました。
結局、なにを食ったかは分からないけど、とにかくうまいです。
ところで、チョコレートはこの[On-site chocolate making]、
「Bean to the Bar」=豆から板に、的な感じのチョコが流行ってるらしいですよ。
ようは、職人さんがその店で豆からつくってるチョコってことらしいですけど、
まず、苫小牧の森からは遠いい話ですね。
さて、GIH主催の講習会でお話しさせていただくことになりました。
「春を楽しむ植栽デザイン」として、雪解け直後から楽しめる庭にしたい、という方に、
すこしでも役に立てる話が出来ればと思っています。
せっかくなので、人が少ないと格好悪いのでご興味ある方は聞きに来てください。
GIH会員は無料、一般の方は1000円とのことです。
■日時:3/20(金) 18:00-20:00
■場所:かでる2・7 1010号室(札幌市中央区北2西7)
■申し込み先:GIH事務局
TEL:011-618-2008
FAX:011-618-1466
E-mail:info@gih2008.com
先日のかでるは予想以上に緊張しましたね。
会場までお越しくださったみなさまには本当に感謝いたします。
ありがとうございました。
このような機会を与えてくださった、GIHの方にも感謝します。
皆さま、今年もよろしくお願いします!
ということで、もうオープンまで1か月を切りました。
オープンのお知らせDMの印刷もあがってきましたよ。
これまではスノードロップやナニワズなど、スプリング エフェメラル推しで来ましたので、今年は
ちょっと角度を変えて、ボーダーの写真にしました。
きれいな芝生と、葉を広げ始めた宿根草にオレンジのチューリップが映えています。
背景の広葉樹の新葉と開花のグラデーションが春らしさを盛り上げている、われながらでかしたな
と思う一枚であります。自画自賛。
イコロは春からきれいですから、今年も年パスで通っていただきたいです!
あと一カ月、ひとまず頑張ります。