イコロの森

イコログ

2016.12.13PLANT OF THE DAY , 告知

ニオイヒバの枝


今朝も雪。僕の住む街もちょっとした吹雪で、バスがすれ違えなくて小さな渋滞も起こっていました。でも午前中には止みました。屋根に雪が積もった温室はすごく寒くて、こりゃ今年の冬は厳しいなと思っていたところ、ちょっと事務所に戻った同僚が、「外がめちゃあったかい」というので、確認すると血管が緩むのを感じるほどの暖かさ。温室より5℃くらいは暖かいんじゃないかという逆転現象が起きておりました。雪に覆われた温室は外気が下がっても寒くなりにくく、安定しているが、外気が暖かい時も安定して室温が上がらないんですね。良いっちゃ良いけど。。。そこで、大急ぎでドアやらカーテンやらを開放し、わずかな暖気を温室内に取り込んでみました。結果1℃に。でも暖かく感じる不思議です。

 

午後は雪(途中から雨でしたが)も止み、外気は暖かかったので、ニオイヒバの枝を収穫に。

40㎝程度積もった新しい雪を歩くのは難儀でしたが、なんとか完了。今週金曜日から行われる大通ビッセでのクリスマスギフトマーケットにて販売します。森からのクリスマス。ぜひお部屋にお飾りください。ローズヒップやサンゴミズキとともに、出店時もクリスマスっぽい雰囲気になればいいなと思っています。

 

■大通ビッセ クリスマスギフトマーケットは 12/16(金)-20(日) ビッセ1階にて開催します!詳しくはコチラをクリックしてください。

 

 

PLANT OF THE DAY 12

Paeonia ‘Buckeye Belle’ パエオニア ‘バックアイ・ベル’
パエオニアとは日本語でボタン属のことで、草本のこちらはシャクヤクの園芸品種と言えます。光沢感バリバリの濃ゆい赤。花の直径は10㎝程度でしょうか?もっと大きいかな。(写真:イコロの森 ナーサリー/2016.06.15)

 

この品種を初めてみたのはイギリスのチェルシーフラワーショウ。その時の写真がコレ。↓

同じくテカテカの濃い青紫のアイリスと、それらより少し小さいが宝石感を醸すアストランティア、それらを引き立てるグラス類の穂など。大変印象に残ったガーデンでしたよ。デザイナーはLuciano Giubbileiさん。2014年にはベストショーガーデンを獲得した方です。そして、なんとその間にはディクスターにも来て、一緒に研修を兼ねて作業をしていたそうですが、僕がディクスターにいたときも毎週来ていました。ただ、このルチアーノさんとその方が一致していなくて、あとで気がついたっていうね。ベストガーデンを獲得したときには、ディクスターの皆さんにも感謝を述べていて、自分は関係ないけどなんか嬉しかったな。そういうことを思い出す植物であります。(写真:イギリス チェルシー・フラワー・ショウ/2009.05.21)

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