イコロの森

工藤敏博の植物日記

2016.5.2日記

月形のスイセン


昨日は月形のコテージガーデンでの講習#1。
一昨日は豊平公園で#1。
この時期なので、どこでも剪定の話が主体になります。
どちらが本業かわからなくなりますが、その合間に各所で剪定。
いずれにしても剪定、剪定の毎日が続いています。

 

昨日の月形も枝の歩留まりはすこぶる良く、楽しくチョキチョキできました。
午前中は座学と実技、午後からはそれを踏まえて皆さんに実際にやってもらいました。
いつもは午前だけなのですが、どうにも中途半端、今年はつる以外はほぼ完了することができました。
少しは達成感があったかな。

 

DSC03661帰りに、お借りしている雪の聖母園の畑の様子を見に。
275号から雪の聖母園に向かう道路脇のスイセン、前よりかなり奥まで続いています。
確かこれも梅木さんの仕業ですよね。
いいですね、きっと僕らがいなくなっても残るんでしょうね。

 

DSC03636数日前羽幌に行った途中の、苫前辺りのスイセン。
もう既に消え去った家にあったものでしょうが、あちこちに残り、飛び散っています。
写真ではわかりにくいですが、エゾエンゴサクも絡み絶妙な景色を作っています。
人間業ではできません。

 

人の気配がなくなった所のスイセン。
前に夕張の炭住跡でも見入りましたが、何とも言えない思いがこみ上げてきます。
ネズミが食べないので残るのでしょうが、人が消えても残るスイセン、何か特別な植物と感じてしまいます。