イコロの森

工藤敏博の植物日記

2022.4.6日記

救出大作戦#1


雪が消えてくると、来るものは来ます。
毎年初もののあそこのスノードロップ。
変わらない姿を見ると気持ちが和らぎます。

 

昨日はやっと崩壊したハウスからバラを引き出しました。
ちょうどナーサリーの雪が消えたので、直接屋外に。
崩壊した屋根に頭がつかえていたので、久しぶりに正体した状態に。
枝折れはあるものの、ほぼほぼ無事。かなり諦めていたので取りあえず安堵しました。

 

でも、崩れた骨材をまたぎながらの移動、股が筋肉痛になりました(笑)。
昨日は少人数で行いましたが、こういうのはやはり人数多くしてのリレー運搬ですね。

 

崩壊続きですが、交換予定だったローズガーデン中央部のパーゴラ、斜めに傾いていたものがすっかり倒れました。
素直に倒れたので、両側に引っ張っておいたつるバラは大丈夫そう。
今週から業者が入り、何とかオープンまでには新たなパーゴラが立ちそうです。
でも、合わせて剪定やら誘引をしなければ。。。

 

唐突ですが、先日講習会で行った百合が原公園で咲いていたツバキ。
洋ツバキのチェリーズ ジュビリー(Cherries Jubilee)。カリフォルニアで作出されたヤブツバキ系。
深紅のバラのようですね。
正しくカメリア咲き。バラよりこちらの方が本家ですね。

 

百合が原公園始め今月はあちこちで講習があります。
毎年のことですが、剪定時期でもあり4月に集中します。

ボランティア絡みも含めると今月だけで何と12回。1日2回の日があるものの、計算上3日に1回以上どこかで喋っていることになる。

 

本当はどこでも寡黙に黙々と枝を切っていたいのですが…。
でも、寡黙だと講習にならないですよね。
頑張ります!