イコロの森

工藤敏博の植物日記

2017.10.26日記

心地良い日の「kokochi屋」さん


昨日は一年の中でも何日あるかないかの絶好の日和でした、よね?
風もなく18℃、しかも平野部ではまだまだどこもかしこも紅葉が楽しめる。

 

朝から月形の雪の聖母園へ、バラの葉毟りの続き。
行く道中の275号沿い、朝日を浴びてどこを見てもため息ものでした。
葉毟りしながらも、こんな日は今年きっと最後かもしれない、あの紅葉の中に身を置きたいとウズウズ。
で、帰りは久しぶりに国道の山側の道を戻ることに。

 

目指すは、いつも横目で見てこの辺りでいちばんの紅葉スポットと思っている、山肌が露出している所。
この辺りの人ならきっとわかるでしょうね。

 

車を停めると、すぐそばにいい感じのショップ、雑貨とカフェの看板、「kokochi屋」と。
あれ?自分が毎日使っているお気に入りのアクリルたわしのkokochi屋さん?
ここだったんですね、全然知らなかった!
にこやかに母屋から女性が出て来て「工藤さんですよね」と。
林田さん、うかがうと花新聞創設時に在籍していたとのこと、きっとお会いしているんでしょうね、失礼いたしました。いつもそうです、悪しからず。

 

サフォーク3頭飼っていて、その糞を堆肥化してのオーガニック栽培、完全無農薬で野菜や宿根草をタネから育てているとのこと。
ショップの前には販売用にその宿根草の苗が並んでいました。
奥の建物はご主人の音楽スタジオとのこと、お洒落なお店、知っている人も多いのでしょうが、世間に疎い工藤です。

 

いい生活ですね、昨日の穏やかな陽気と相まり、気持が安まるひと時を過ごせました。
ありがとうございました、またうかがいます。

 

昨日葉毟りしながら切ってきたBlossom Time。
アメリカO’Nealさん1951作出のNew Dawnからの実生。
夏花とは別もの、何回か霜に当たっているので咲けるでしょうか。
全くケアしていないのですが、畑ではほとんど病気出ないんですよね。
やっぱり環境ですね。