イコロの森

工藤敏博の植物日記

2017.11.22日記

冬囲い考


札幌は止んだものの、昨日の岩見沢は朝からずーっと雪。
朝の高速は今シーズン初めてのホワイトアウト、毎度のことですが、肩が凝ります。

 

昨日は最後に残したつるバラ結束、PP巻きなど。
雪を漕いでの冬囲いは久しぶりかも、昔はいつものことでしたが、やっぱり難儀なことです。
去年もそうでしたが、今年も雪が早い岩見沢。早め早めに工程を組んでいるものの、早い雪が普通との前提で進めなければなりませんね。
この後ほどほどに積もってくれればいいとは思いますが、そんなにうまくはいかないでしょうね。
神のみぞ知る、です。

 

札幌の高速降りての帰り道、しっかり巻きものされた左はアオキですが右は?

 

その11月上旬の画。
ヤツデです。
花も見えますが、この時点から花茎を伸ばし、囲う直前が満開に。
5年ほど前から見てますが、毎年この囲いの方法は同じ。春には葉は全然傷みなく、そのまま茂ります。
玄関前なので雪には覆われずですが、アオキは防風ネット、ヤツデはPP、札幌ではこれが正解なんでしょうね。

 

でも、アオキはいいとしてヤツデを札幌で見るというのも、(冷温帯に住む人間としては)どうにもと思ってしまうのです。
怒られますね、余計な話でした。
耐寒性に難ありのバラを過保護に囲うのと同じ話じゃん、と言われそうですね。
その通りと思います。
本来は冬囲いなんかしないでイケる方が順当ですよね。
囲いで疲れて来ると、毎年毎年こんな思いが浮かんで来る。

 

でも、囲いの作業自体は嫌いではないし、冬が明けて助かった姿を見ては満足万蔵になる。

これも毎年のこと。この繰り返しです。