イコロの森

工藤敏博の植物日記

2017.1.13日記

つらら


昨日は大荒れ予想、覚悟しましたが札幌はそれほどでもなく助かりました。
打合せであちこち。
この時期はどこででも作戦会議で、頭の切り替えが大変です。
午前は古巣の百合が原公園へ。

 

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大温室にドーンとハボタンの富士山。
「ビオラ、パンジーと葉ボタンの素敵な世界」(長いな~)展をやっていたんですね。
梅木さんの仕業でしょうか?さすが場所がらをわきまえたベタ仕掛け、これはなかなかすごい。(イヤミではないですよ~)
単価とボリューム、保ちを考えればハボタンはコストパフォーマンスは高いですよね。
でも、公園側は助かるでしょうが、周りにいっぱい並ぶ販売ものが売れてこその仕掛け、この雪で来園者もまばら、何とか動いてほしいと他人事ながら願ってしまいました。

 

富士山だけでなくこんなのやら、あんなのやらもあります。

 

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おしゃれなハボタンなんか、昔は考えられなかった。
せいぜい踊りハボタンの世界でしたから(あれは面白かった)。
使い捨て感覚で楽しめるので、ほどほど寒い場所があれば使いやすいですよね。

 

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自宅のつらら、当たり前でしょうが漢字で書けば氷柱。
ついに3m以上になり、雪面に届きました。
昔はこんな風景はどこででも見られましたが、最近はどこも気密性がいい住宅なのでこんなのは滅多に見られない。
古い家ならでは、しかもナツヅタのせいもあり雪が落ちない。そろそろ雪下ろししなければ…

 

ガキの頃はとにかくつららを見つければ雪をこいででも取りに行ったものです。
ガキの本能ですね。
折れないようにそーっと前後に揺らして根元から折り取る。
これが難しいが、上手くできれば満足、大きければ大きいほど満足万蔵。
そして必ず先を舐める、それも本能。
そうでしたよね?
ね?…うっ、自分だけかな~