イコロの森

イコログ

2020

3.9


日記
コメント0

Winter Stem

低木の中でも、落葉期に鮮やかな色や魅力的な質感を楽しむことができる枝のことを「ウィンターステム」などと呼んで、冬から春にかけての庭を演出する貴重な素材として重宝しています。北海道では、「樹木は冬囲いする」ものなので、なかなか広まらない考え方なのかもしれませんが、もっと楽しんでもらいたいと思うことの一つです。

Anglesey Abbey
Anglesey Abbey
Savill Garden
Savill Garden

イコロの森では今年も数種類のウィンターステムが温室で待機中ですよ。

メインはCornus属。

取り扱い品種は

Cornus alba ‘Elegantissima’

Cornus alba ‘Kesserlingii’

Cornus sanguineum ‘Anny’s Winter Orange’

Cornus sanguineum ‘Midwinter Fire’

Cornus sericea ‘Flaviramea’

Cornus stolonifera

そして、Salix alba ‘Britzensis’

Writtle College

毎年枝を大きく伸ばして、その年の冬に枝を鑑賞することができます。古い枝は色が褪せてくるので、毎年更新させたほうがよいです。一旦成長すれば枝は勢いよく伸びますので、心配せず切っていきます。上の写真も、よく見れば毎年どこで切っているかはよくわかるはず。

イコロのナーサリーのポット苗も一定の高さで毎年切っています。

Salix alba ‘Britzensis’

こんな感じ。

で、切った残骸はHardwood Cutting(休眠枝挿し)することができます。Salixはヤナギ属なので、容易に根はでます。イコロの森では、ポット苗の整理をしているとき、なるべく続けてドンドン進めたいので、とりあえず水を張ったバケツに入れておきました。

数か月この状況で温かい室内に置いていた。水は週一交換。
発根した。

すべてのポット苗の整理が終わると、バケツの中できれいな根が出ていたので、挿すというより、本日ポッティングしました。

たくさんできそうなので、ぜひ皆さんの庭にも取り入れていただきたいです。

RHS Wisley

Wisleyのグラスハウスボーダーの植栽デザインはFive SeasonsでおなじみのPiet Oudolf。ここでもSalixは使われていますよ。品種は別もののようです。RHSのウェブサイトによるとSalix alba ‘Yelverton’かな。

左右の花壇の後方に等間隔で見えるオレンジ色がそれね。実際にこの芝生に立つと、宿根草と背景の緑の木々の間で、いいアクセントになってるんですよ。

Valley Gardens

胸の高さくらいで切るパターンもありなんですね。

ところで、よくみるサンゴミズキもウィンターステムの一つ。積雪の具合によりますが、地域によっては冬囲いをやめてみてもよいかも。雪に良く映えますよ。うまくいけば、他の種類もつかって、カラーステムでグラデーションを作りたいですね。

2020

3.5


日記
コメント0

デザインストーブ

重たい雪が降ってますね。この時期の雪はメンタルやられますね。

販売用の宿根草・花木の手入れが終わり、今はディスプレイ用の大鉢の手入れをしています。合間に気になっていた温室の整理も。秋に使ったままになっていた機械類なども、燃料を抜きます。春に古い燃料のまま動かすと、不具合の原因になるそうですので。また、こういう施設では作業する人が複数いて、燃料の入れ間違えなども起こるので、その辺の整理もしておかないとなあ、と思った次第です。やり方は考え中です。

さて、ボスが温室で支柱の皮むきをしているエリアに、かわいいストーブが持ち込まれております。

日立のロゴもいいですねえ。電源コードも懐かしいデザイン。現役ですが、使えなくなっても飾っておきたい一品ですね。

2020

3.4


日記
コメント0

温室の花

冬の前半は雪がない、雪がないと言っていましたが、ここにきて、最近普通に降りますね。屋根に程よく雪が乗り、気温も少しずつ上がってきているので、温室とはいえゼロ℃設定のボイラーはここ数日まったく稼働せず、日も当たらず、ややサムです。

でもここに至るまでの陽気のおかげもあり、温室内では春の花がぽつぽつ開花しております。癒されますね。

Helleborusの実生

どんな花が咲くかわからない、実生のヘレボルス。とりあえずこのポットではきれいなピンク色の八重が咲きました。他のポットではどんな花が咲くのか、楽しみにしています。

Primula vulgaris

Hepatica transsilvanica ‘Blue Eyes’

Pulmonaria ‘Sissinghurst White’

ディクスターのメスルームにて、誰かが雑誌を読み上げ、「世界で最も美しい庭の一つ、シシングハースト」というと、誰かが「誰が言ってんだ、こっちの方が美しい!」。もちろん、ディクスターも同じように形容される庭。どっちも素晴らしいですからねぇ。ということで、このプルモナリア ’シシングハースト・ホワイト’は今年のおすすめの一つです。

〈おまけ〉

若年層が知らぬ間に感染を拡大している可能性が高いというので、40代は若年層にはいれてもらえないらしいが、一応気を使ってみてます。さすがにここでは必要ないかと、事務所に帰るときに装着するため、とりあえず干す。貴重ですからね。まさに10年以上前からある弊社の備蓄が掘り出されました。助かってます。

2020

1.4


ガーデン
コメント0

氷の庭

今日は記録をとらねばと思い、カメラをもって庭を回りました。雪がなくて、庭を眺めていると、まだまだ剪定したい木がありますね。気になりますが、温室も事務所もやることいっぱいなので。

.

日陰の部分にはうっすらと雪があります
株周りはカチコチに凍っています
植え床よりやや低い園路もツルツルです
ピカピカの氷の上を歩きます
ボーダーの芝生も氷に固められてます

.

今後どうなるんでしょうか。雪は降るのかなあ。どんな春になるのか、やや不安です。

2020

1.3


ポルトガル
日記
コメント0

いまさらマデイラ

みなさま、あけましておめでとうございます。

昨年は、色々と奇妙なこともおこりましたが、全体としては良い年だったと思っています。今年もどうぞよろしくお願いします。

.

今年はこの時点で積雪ゼロ。今日、ガーデンをぐるっと回りましたが、この時期に庭を歩ける時点ですごい不思議な感覚です。いろんな植物、大丈夫かなあと心配しております。勝手なもんです。

.

写真もなくスイマセン。

.

ということで、去年の心残りと言えば、マデイラのまとめをしていないこと。いろんな植物をみて、本も買ってきたのに、全然整理していないという。。。

せめて、みなさんに写真をご覧頂いて、成仏させたいと思います。いまさらですが、去年の三月の旅です。

.

宿からの眺め
植物園
ロープウェーから景色を眺めたり
こんなところにあるバス停で一人ポツンと1時間くらい待ったり
落石の瞬間を目撃したりしました。

落石ってすごい音ですよ。ここは普通の観光地だったんですけど、危険なんですね。

落石が起こった崖の下にある街。大丈夫だったのかな。
レストランからの眺め

.

一番興奮したのは空港近くの道路の法面ですね。

.

こんな感じですいません。これですっきり、去年のことはしっかりしまって、2020年も楽しみましょう。

.

よろしくお願いします!