イコロの森

イコログ

カテゴリー: UKの記事一覧

2013

12.26


UK
ナーサリー
日記
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Eupatorium purpureum ‘Atropurpureum’

掘り取り苗の株分け、ポッティング等が進んでおります。

ほんとにちょっとずつですが、温室も管理が済んだ苗が並び始めて、

エンジンももうすぐかかります。

 

ポッティングした苗は、来シーズン、店頭にも並びますので、ご紹介します。

 

■Eupatorium purpureum ‘Atropurpureum’ エウパトリウム プルプレウム ‘アトロプルプレウム’

イコロのボーダーで夏以降、存在感抜群の大型宿根草です。

何と言っても背が高いので、花壇の後ろの方に植えると、季節限定の背景にもなります。

背が高い割には倒れにくいのもイコロでは助かっています。

茎に規則正しくぐるりと付く葉も、陽の光を照らしたり透かしたりして、秋まで美しいです。

 

ボーダーの引きの絵でも目立ってます。

これがあるのとないのとでは、ボーダーの景色もずいぶん違いますよねぇ。

 

 

セダムやカンナ、コスモスなどと。 @サビルガーデン 2006/08

 

エキナケア、ヘリアンツス、カンナ、サルビアと。 @サビルガーデン 2006/08

 

耐寒性ないものなどもひと手間かけてこのように加えると、ちょっとトロピカルな感じを楽しめます。

では、2014イコロの森ナーサリーでお買い求めください。

2013

11.7


UK
日記
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Raking Leaves

今日も昨日に引き続き、落葉掃除です。

 

そこで。

 

「Raking leaves is f****** pain in the b*******!」

 

英国修行時代に、落葉掃除ばかりしていたときに、女性ガーデナー、キャットに

教え込まれたセンテンス。

何回も練習させられて、メスルームで披露させられ、爆笑をさらいました。

最後が a** ではなく、b******** ってところがなんともいえません。

わけわかりませんね。

「落葉掃除はたいくつだな。」を汚く表現した感じです。

 

この時期になって、この作業をしていると、必ず思い出します。

体験と共に学ぶ英語は永遠ですが、使えない英会話も数多いです。

 

しかも、落葉掃除は、爽快感、達成感がありますから、嫌いじゃないですよ。

 

数々の使えない英会話教室の舞台となったガーデン。英国バリーガーデンの11月の様子です。

まあ、こんだけ広いとね。

 

 

 

2013

10.15


UK
ガーデン
ナーサリー
告知
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エランティス!!

球根の植込み完了しました。

黙々と作業をしてくれたスタッフの皆さん、お疲れ様でした!

来春が楽しみです。

 

とくに私たちが楽しみにしているのは、エランティス ヒェマリス Erantis hyemalis (キバナセツブンソウ)。

英国では、スノードロップと同じ時期に、よく見かけます。

黄色の花は、いかにも春という感じがして、元気が出ます。

2006/02/25 Anglesey Abbey

 

スノードロップと合わせて見られることが多いです。

2013/02/17 Anglesey Abbey

2013/02/17 Cambridge Botanic

 

大きな落葉樹のまわりにこんな感じで。こんな立派な木があるといいですねぇ。

2006/02/25 Anglesey Abbey

 

花壇、というか庭全体に。

2013/02/06 Sissinghurst Castle Garden

 

2013/02/06  Sissinghurst castle Garden

 

ウッドランドガーデンでも。

2013/02/24 Beth Chatto

 

イコロでもウッドランドガーデンの園路沿いに植えました。こんな感じになるといいです。

2013/02/24 Beth Chatto

 

春を楽しみに待ちます!

 

ナーサリー及びイコロハウスにおいて、エランティスの球根、絶賛販売中です!

雪解け直後の楽しみに、是非どうぞ。

 

2013

2.26


UK
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生垣剪定

今日は、初日にやった生垣の剪定、再び、でした。
ディクスターの生垣は、おそらくですが、見たところ2種類で、
背の高い生垣はイチイの仲間、低い生垣はツゲの仲間で作られています。

私がやらせてもらっているのは、低い生垣の方。
剪定バサミでシャカシャカやっています。

生垣にも個性がありますが、ここの生垣も大変個性的です。
幅も高さもいろいろ、途中でぐにゃぐにゃ曲がったりしてます。
なので、ちょっと抑え目に剪定したら、そのままそこが厚くなるかも、
ちょっと余計に剪定したら、今後もずっと細いままかも、
要するに俺次第ってことだな、などと思いながらやってたら楽しかったです。
大胆なことはしていませんけどね。
ちゃんと褒めてもらいましたよ。

という事で、今日で研修はお終いです!
まあ、いろいろありすぎてあれですけど、ざっくり言えば、ほかのガーデンを
覗けて良かったということです。このことは、メスルームでも話に出たのですが、

気候や土や、管理規模や、目的、大人の事情など、様々な条件が違うなかで、
そこのガーデナーがどんなことをしてるのか、何を使っているのか見られる、体験する
っていう事は、今後いろんな選択の場面で有利だなって思いました。
贅沢すぎる選択肢が増えちゃいました。
実現させていただけた事に大変感謝しています。ありがとうございました。

頑張らないとですね。

2013

2.23


UK
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細雪

今日は、昨日の続きのリポッティングから。

雪が一日中ちらつく寒い日だったので、その後はポッティングシェッドで
プラグ苗のポッティング。
薪ストーブで暖を取りながらの作業でした。
プラグ苗のポッティングは、実は過去に1、2回しかやったことがなく、
要領がつかめなかったのですが、スーリー助手にコツを伝授して頂きました。

その後は、トピアリーの株元の除草。
こんな所まで、選択除草!徹底してますね。

日本大好きのアンディさんが、わざわざポッティングシェッドにやって来て、
「ハジメサン、ササメユキデスネェ。」と演歌みたいな日本語を披露してくれました。
北海道では、なかなか聞かない言葉ですね。広辞苑で調べちゃいました。