イコロの森

イコログ

カテゴリー: PLANT OF THE DAYの記事一覧

2017

6.27


PLANT OF THE DAY
ガーデン
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ドライガーデン

イコロの森にはドライガーデンと呼ばれるエリアがあります。

樽前山の影響か、園内の土壌は火山礫が多くまじっていて、水はけはよいですが、腐植は少なく痩せた土地です。周囲は林で、たくさん生き物がいるのですが、掘ってみると礫がたくさん出てきます。土壌の変化というのは数十年程度でどうこうなるもんではないんだなということを感じます。それはさておき、そんなところで、土壌改良を行わずに宿根草花壇を実践しているのがこのドライガーデン。イコロの森ではよく、「環境にあった植物選びを。」と言っていますが、まさにこのエリアはその端的な例と言えます。

乾燥に耐え、寒さに強い、手間いらずの宿根草が並びますが、いま見頃を迎えています。

ガーデンツアーの時もよく話すのですが、イコロの森は林の緑が背景となり、花も引き立つなーと思います。

 

ホワイトガーデンのバラ ’ポールファーナン’も開花を始め、そろそろ見頃を迎えそうです。いよいよシーズン本番です。

 

PLANT OF THE DAY 35 

Nectaroscordum siculum ssp. bulgaricum ネクタロスコルドゥム・シクルム・ブルガリクム

ドライガーデンにもあり、ここ数日で開花しました。ネクタロスコルドゥム。英語の俗名ではブルガリアン・ハニー・ガーリックと呼ばれることもあり、アリウム属と同様、ネギの匂いがします。結構強めです。でもご覧の通り可愛らしく、花序はアリウムの密度の薄いバージョンのようでもあり、一つ一つの花だけを見るとフリチラリアのようでもあります。なんといっても、このスモーキーな雰囲気の花色がよいですね。秋に球根で流通しておりまして、花苗ではあまり見かけません。球根は植えっぱなしで毎年このように咲きます。イコロでは増えもしないが、減りもしません。この秋、ぜひ購入してみてください。(写真:イコロの森 ドライガーデン/2017.06.27)

2017

6.17


PLANT OF THE DAY
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Allium ‘Globemaster’

PLANT OF THE DAY 34  

Allium ‘Globemaster’ アリウム ‘グローブマスター’

久しぶりに良い天気の週末となりました。ガーデンでは各所でアリウムが花を咲かせたり咲かせようとしています。チャイブ(@ドライガーデン)やギョウジャニンニク(@ナチュラルガーデン)もアリウム属。ホワイトガーデンではA. ‘Mount Everest’(アリウム ‘マウント・エベレスト)もきれいに咲いております。

ガーデン入園すぐのところにある花壇では、アリウム ‘グローブマスター’が開花しました。一年たって、球根も分球したようで、一か所から2芽づつ出ており、去年よりもにぎやかです。アリウム属でも、チャイブなどは花と葉が同時に楽しめますが、これらは花が咲くころには葉はほぼ枯れて無くなっています。ですから、本来球根を肥やしたいなら葉が広がり始めたころに行うのがいいのだと思います。今年は掘り上げて、球根をまた少しバラつかせるのもよいかもな、と思っております。‘グローブマスター’はとにかく開花期間が長いという印象。ほんの少し前に開花したと思ったポット植えのA. ‘Purple Sensation’(アリウム ‘パープル・センセーション’)はもう花は終わりな感じです。色々と越冬の条件も違いましたが、グローブマスターの方がお勧めですかね。今年の秋にまた、球根で販売できると思います。その際は、お知らせいたします。おたのしみに。

 

【お知らせ】

明日はマルヤマクラスで、ベランダガーデン・スモールガーデンの講習会。テーマは「カラーリーフ」です。まだ少し席に余裕がありますので、お時間ある方は、ぜひお立ち寄りください。詳細はこちらです⇒http://www.ikor-no-mori.com/category/ベランダガーデン

2017

5.18


PLANT OF THE DAY
告知
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今日から4日間

最近は、少し早起きが出来るようになりましたので、出勤も早めていますが、今日のような日は気持ちも良く、のんびりガーデンを散策したくなります。これからまだ、日の出は早くなるし、もう少し早くできればもう少しゆっくりできるかなと思っております。

 

さて、今日から4日間、千歳市で行われる「花と緑のフェスタ」に出店します。今年で52回目だそうで。すごいですね。イコロのプラントフェア(6/3-4)は今年で5回目。そう考えると50回以上続けられるというのはすごいことです。そんな歴史あるイベントに今年も参加できて光栄です。宿根草、たくさん持っていきます。周りの出店者さんはきっと野菜の苗がたくさんあるんだろうと思います。きっと楽しいですよ。ぜひ、お立ち寄りください。

 

■PLANT OF THE DAY 33

Uvularia grandiflora ウウラリア グランディフロラ

ウッドランドガーデンとボーダーの真ん中あたりにあります。半日陰から日陰向きで、毎年このころに花を咲かせます。すこしクリームや緑色がかった派手すぎない黄色で、葉のきれいな緑との相性も良く、落ち着いた雰囲気があります。樹木の株元などに一面植えるのもよさそうですね。同じく今開花中のプルモナリアやエピメディウムもやや日陰を好むので、春早くに花色の組み合わせを楽しめます。常緑のアサルムなどと植えれば緑~黄色の大人っぽいグラウンドカバーに。今日の千歳のイベントにも持っていきますよ。オンラインストアでも販売中。(写真:イコロの森 ボーダー/2017.05.18)

2017

5.11


PLANT OF THE DAY
日記
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ポドフィルム ペルタツム

連休中は好天に恵まれましたが、週が明けてから不安定な空模様です。昨日も寒かった―。今日も弱い雨が降ったりやんだりしております。

 

それでも少しずつ、季節は進んでいるわけで、チシマザクラや、シラネアオイがきれいに咲いています。スイセン ‘テータテート’も元気です。この季節しか見られない風景はたくさんありますので、皆さまのご来園をお待ちしております。

チシマザクラ

 

シラネアオイ

 

スイセン ‘テータテート’

 

 

■PLANT OF THE DAY 32

Podophyllum peltatum ポドフィルム ペルタツム

「メイアップル」と呼ばれる北米原産の根茎でひろがる宿根草。今まさに葉を広げようとしている瞬間です。この葉が掌のように広がると、その葉の付け根のところに白い花が一輪咲きます。花がおわるとそれが直径3センチ程度のリンゴのような形の果実になりますが、これは食べられる、と辞典に載っています。ただし、ポドフィルム属は全草毒性があるとの記述もあるので、果実も口にしないほうが良いのではないかと思います。やや日陰を好み、日かげの庭やウッドランドガーデン(高木の下や周囲)に植えるとよいでしょう。ちなみに種名の「pelta-tum」は葉が丸く広がり、茎が葉の縁ではなく、裏面のやや中央付近についている様子のことらしいですよ。あの、ダルメラ ペルタタ(Darmera peltata)も同様ですね。イコロの森はこういう葉が好きなようです。オンラインストアでご購入いただけます。(写真:イコロの森 ウッドランドガーデン/2017.05.10)

 

 

2017

5.8


PLANT OF THE DAY
日記
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豊平公園

一昨日は豊平公園で初めての宿根草の講習。

これから10月まで月に一回、続きます。半年間の講座を、よりリアルに学んでいただきたいと考え、公園に小さな花壇を一つ作っていただいて、そこに宿根草を植栽をしましたよ。昨日は、植栽デザインから植えるところまでの話をしようと思ったら、初回なのに話すことがたくさんありすぎて、皆さん、少し疲れさせてしまったかもしれませんね。でも、まだまだ、植える前に考えることはたくさん。特に土作りの質問は講習後もありましたので、次回は少し土作りの話もしたいと思います。

 

昨日の講習後、花壇の植栽を職員の方と共に済ませました。次回からは、この花壇がどうなるのか、どういう手入れをしていくのか、というのも見ていただきたいと思っています。お楽しみに。

 

 

■PLANT OF THE DAY 31 

Lamprocapnos spectabilis ‘Gold Heart’ タイツリソウ ‘ゴールド・ハート’

タイツリソウの黄金葉品種。写真の左奥の葉がそれです。花色はピンクと白の例のアレです。季節が進むともっと明るい黄金色ですが、今の季節はこんな感じのちょっとくすんだ雰囲気なんですね。かっこいいですね。葉が黄金色で花は白とピンクという、かなり派手な品種ですが、花壇の中に取り込んでみるとよいアクセントになったり、意外となじんで見えたりするものです。ただ使いすぎは危険かもしれないですね。花はこれからあがり、夏以降は美しい葉がなくなって地上部から姿を消しますが、イコロでは去年は秋まできれいな葉が残っていました。今年はどうなんでしょう。また様子を見守りたいと思います。(写真:イコロの森 ボーダー/2017.05.07)

 

ご購入はこちらから→ランプロカプノス スペクタビリス ’ゴールド・ハート’

 

ところで、去年植えたボーダーもこのように葉が広がり始め、補植や移動をしたいと思う個所がいくつもあります。花壇がもりもりとなる前に済ませて、今年の景色を楽しみたいです。あ、楽しんでいただきたいです。